街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2017年01月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2017/1/25

大槌町本町(ほんちょう)町営住宅・上町(かみちょう)町営住宅の入居予定者向け交流会を開催

大槌町町方(まちかた)地区は、URが町から土地区画整理事業を受託し、かさ上げをして宅地や道路などを整備する復興事業を進めています。同地区では、平成28年3月に地区内で初めての宅地の引渡しが行なわれ、同年7月には町の主要道路となる県道が開通するなど、少しずつ町のかたちができつつあります。

平成29年1月25日(水)、町方地区内に建設中の災害公営住宅である本町町営住宅(A棟B棟)・上町町営住宅(A棟)の入居予定者の方を対象に、入居の申込みに関する説明会が開催されました。今回は、町からの入居申込みに関する説明だけでなく、試行的に入居予定の方の交流会をあわせて開催しました。

交流会ではまず、お互いの自己紹介をしていただきました。参加された方お一人ずつに、お名前、被災前の居住地と今の住まい、趣味や入居後にやりたいことについて4コマに分けた用紙に記入し、発表していただきました。初めは「やりたいことなんて思いつかないよ。」とおっしゃっていた方も、周りの方とお話しする中で、以前好きだったことなどを思い出して話していただきました。

<参加者の方のお話に耳を傾けます>

自己紹介の後は、新しい住まいでどのように暮らしていきたいか考えていただくワークショップを行いました。ワークショップの前には、URから新しい住宅の概要を簡単に説明し、参加された皆さんに住宅のイメージを膨らませていただきました。UR職員も皆さんの輪の中に入れていただき、新しい住宅での住まい方についてたくさんのアイディアを聞かせていただきました。

<住宅のイラストを見ながらイメージを膨らませます>
<こんなにアイディアが出てきました>

ワークショップの最後には、それぞれの住まい方のアイディアについて発表していただきました。中には、「縁側でお酒を楽しみたい。」、「軒下で新巻鮭を作りたい。」といったような、ご近所で一緒に楽しめそうな内容もあり、新しいコミュニティでの生活を具体的にイメージする機会となったようでした。

本町町営住宅(A棟B棟)・上町町営住宅(A棟)は、平成29年3月の完成・引渡しに向けて、現在建築工事を進めております。
1日も早い完成に向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。

<建設中の上町町営住宅(A棟)>
<建設中の本町町営住宅(A棟B棟)>

2017/1/25

岩手県沿岸6市町で復興フォト&スケッチ展がスタート!

1月26日(木)から、UR都市機構が東日本大震災に係る復興支援事業を実施中の岩手県沿岸の6つの被災公共団体の会場で東日本大震災復興フォト&スケッチ展が順次スタートします。

URでは、広く一般の方に写真と絵画をご応募いただく「東日本大震災復興フォト&スケッチ展」を2014年から開催しています。今年度は3回目の開催となり、「復興の歩み~つなぐ みんなの想い~」をテーマに復興に向けた力強いメッセージが込められた作品が多数届けられました。これらの作品展を岩手県沿岸部の宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市の会場で開催いたします。

作品展では皆さまからご応募いただいた写真や絵画のパネルを展示するほか、展示会の来場者のメッセージで桜の木を満開にする来場者参加企画も実施します。また、日頃から東日本大震災の復興支援にご尽力されている「お笑い芸人」さんや岩手県出身の「演歌歌手」さんからのメッセージも展示しますので、ぜひ足をお運びください。

開催日時・展示会場はチラシをご覧ください

<<チラシ>>

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