街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2017年11月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2017/11/7

釜石市鵜住居(うのすまい)地区で第3回まちづくり勉強会開催

11月7日(火)、URが釜石市から受託して復興事業を進めている鵜住居地区において、鵜住居地区復興まちづくり協議会主催で第3回目となる「鵜住居地区まちづくり勉強会」が開催され、UR釜石復興支援事務所でも勉強会の運営を支援しました。

第3回目となる今回は、講師として一般社団法人SUMICAの村上代表理事、植田副代表理事をお招きしました。

<勉強会の様子>

鵜住居地区内では、観光交流拠点施設をはじめ複数の行政施設の立地が予定されており、それらの管理・運営の手法の一つとして、指定管理者制度の知見を深めるため、指定管理者として岩手県住田(すみた)町の住民交流拠点施設「まち家世田米(せたまい)駅」の管理・運営を行っている一般社団法人SUMICAの村上代表理事、植田副代表理事にお越しいただきました。

講演では、「まちや世田米駅」の指定管理者としての現在の活動についてのお話をいただいただけでなく、「すみたの将来」「すみたの未来を担う子ども」「すみたの活性化」といった住田町全体のことを考えている一般社団法人SUMICAとしての活動や情報発信の方法、法人格立ち上げの経緯など貴重なお話をいただきました。

<講演される村上代表理事>

講演の終了後の質疑応答も熱が入りましたが、参加者からは「今は任意の団体としてまちづくり協議会を組織し踏み出せずにいたところもあったが、一歩踏み出してから考えても大丈夫と思えるようになった。」と前向きな意見が聞かれました。

<講師のお二人の熱量に当てられて質問にも熱が入っていました>

鵜住居地区では、復興公営住宅の整備が進み、9月には地区内最後の復興公営住宅が完成しました。また、隣接する片岸地区においても、9月に復興公営住宅が完成しています。

<9月に完成した鵜住居地区復興公営住宅>

URは引き続き陸前高田市の復興事業に全力で取り組んでまいります。

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