街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2013年05月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2013/5/29

山田町織笠地区復興整備事業安全祈願祭の開催

5月29日(水)、山田町織笠地区の高台団地造成予定地で、震災復興事業における工事の安全を祈願して、企業共同体(施工JV)主催のもと安全祈願祭が開催されました。

写真:祈願祭式場
写真:事業現場1
写真:事業現場2

UR都市機構は、被災直後の復興計画策定支援から山田町の復興に携わってきました。今年4月には山田町から織笠地区の防災集団移転促進事業と土地区画整理事業を受託し、復興事業に取り組んでいるところです。
安全祈願祭閉式後には、山田震災復興支援事務所の平林所長から当地区で行う復興事業の概要として、高台に208戸の宅地を2年半程度で整備すること、低地部を6~8m嵩上げして41戸の宅地を1年半程度で整備することなどが説明されました。

写真:山田復興支援事務所長平林<事業概要を説明する平林山田復興支援事務所長>

その後、佐藤山田町長からは「復興に向けて早期工事着手と早期完成が望まれており、一刻も早くそれを具現化しなければならない。URや施工JVと協力しながら進めていきたい。」と挨拶がありました。

写真:佐藤山田町長<挨拶をされる佐藤山田町長>

これに対して、当機構の小山震災復興推進役からは、「当地区では事業の早期完成を図るためにCM方式により工事を行う。近隣の皆様にはご迷惑をおかけするが、安全に万全を期し、組織を挙げて1日も早く事業完了に向けて邁進することを約束する。」と挨拶しました。

写真:震災復興推進役小山<挨拶をする小山震災復興推進役>

※CM(コンストラクションマネジメント)方式 工事施工、設計、調査とあわせて、これまでURが行っていた調整等業務の一部を民間事業者が請け負う発注形式で、復興事業のスピードアップ、民間の技術力を最大限に活かせる発注方法。

いよいよ山田町でも復興に向けた工事が始まります!

2013/5/19

陸前高田市下和野地区災害公営住宅盛土見学会を開催

5月19日(日)、陸前高田市下和野地区の災害公営住宅建設予定地で、住民の方を対象に盛土見学会が行われました。

写真:地区写真

今回の見学会は、盛土をした地区を実際に住民の皆さんにご覧いただくことで、復興後の市街地の姿を考えてもらうとともに、下和野地区の災害公営住宅の安全性を理解していただくことを目的に開催されました。多くの住民の方が参加されました。

写真:見学会

陸前高田市の職員の方とURの職員が計画内容を説明しました。当地区は、6m程度土を盛って地盤が海抜約12mの高さになること、今夏に整備が始まり来年秋頃には入居できるようになる予定であること、1階は生活利便施設(店舗や医療・福祉関係)を入れる予定であること、などが説明されました。

写真:説明風景

説明の後は、皆さん思い思いに見て回られていました。

写真:見学風景

熱心に質問をされている方もいらっしゃいました。

写真:見学会質問

参加された方からは、「絶対安全ということはないが、これだけ高くなれば少しは安心できるかな」といった声も聞かれました。



UR都市機構は、”一日も早い復興を”という皆さんの期待に応えられるよう、全力で取り組んでまいります!

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