街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手震災復興支援本部から(2014年10月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2014/10/24

宮古市田老地区で高台移転希望者への宅地説明会を実施

10月24日(金)、岩手県宮古市のグリーンピア三陸みやこで、田老地区防災集団移転促進事業として高台の造成を進めている乙部団地(仮称)の宅地分譲等についての説明会を実施しました。

写真:説明会会場

説明会では、まず山本正徳宮古市長のあいさつの後、今後のスケジュールや建築できる住宅等の制限(用途地域の指定)などについて宮古市から説明がありました。このうち造成した宅地の安全性についてはUR宮古復興支援事務所の渡辺良人基盤工事課長が説明しました。

写真:山本市長<あいさつする山本市長>
写真:UR渡辺課長<説明するUR渡辺課長(左)>

参加者からは、特に盛土エリアにおける宅地の地盤の安全性などについて質問がありました。この質問に対してはURの林正宮古復興支援事務所長が答え、盛土エリアについては30cmごとに土砂を敷きならして締め固め、各宅地で検査することなどを説明しました。

写真:UR林所長<質問に答えるUR林所長(右)>

今後は12月6日、7日に最後の現地見学会と相談会が行われ、一部の宅地ではほぼ完成した形を見ることができます。また、12月21日には抽選会を行って住民の皆さんの宅地の位置が決まり、平成27年10月上旬頃には住宅建築着工に必要な立ち入り調査が実施できる予定です。

田老地区の生活再建に向けた姿が見えてくるようになりました。

関連ページ

メニューを閉じる

メニューを閉じる

ページの先頭へ