街に、ルネッサンス UR都市機構

「タイムトリップ」又穂(またほ)団地(アーバンラフレ庄内通)/名古屋市西区

2021年10月04日

UR都市機構の行った事業について、過去と現在の姿を、写真を通じて紹介しています。

開発当時の又穂団地
又穂団地配置図・基準階平面図
各階エレベーターホール外部の屋外緑化

又穂(またほ)団地(アーバンラフレ庄内通)/名古屋市西区

昭和42 年に管理開始された又穂団地は、名古屋駅から北方向約5kmに位置し、工場跡地再開発のモデルとして、日本初の15階建て高層住宅を実現した団地でした。
住宅とスーパー、レストラン、プールなどが一体的に建設され、1000 戸を超える住宅に、単身・家族が住んでいました。
また、高密度開発の中で緑を少しでも多く取り入れるために、各階エレベーターホール外部に自動潅かん水すい装置を備えた植栽が施され、建物緑化も導入されました。
こうした試みなどが評価され、BCS 賞※や中部建築賞などを受賞しています。令和3年2月に、建て替えによりアーバンラフレ庄内通として生まれ変わりました。建替後住宅を従前駐車場(建設当時のプール)敷地に建設することで、又穂団地にお住まいだった方々は、仮移転することなくアーバンラフレ庄内通への入居が可能となりました。
現在では、生活利便性・快適性を求める若年単身者と子育て世代を中心に人気の団地となっています。
※日本建築業連合会主催の国内の優秀な建築作品に与えられる賞

アーバンラフレ庄内通(手前)と旧又穂団地(奥)
開放感のある中庭
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