街に、ルネッサンス UR都市機構

宮城・福島震災復興支援本部から(2018年08月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2018/8/18

石巻市新門脇地区で竣工式と町内会夏祭りが開催されました

8月18日(土)、石巻市新門脇地区の土地区画整理事業の工事が完了したことから、かどのわき中央公園において竣工式典と地元のかどのわき町内会の夏祭りが開催されました。

<会場 かどのわき中央公園>

オープニングは、栗原市を活動拠点にしている和太鼓集団「鼓風」による威勢のよい演奏で始まりました。

<演者「鼓風」>
<迫力ある演奏>

亀山紘石巻市長は、「コミュニティ再生が継続され、ここに住んで良かった、この地区に戻ってきたいと思っていただけるよう、引き続き地域の皆さんと一緒に取り組んでいきます。そして、震災前よりも活気ある「まち」になることを願っています。」とあいさつされました。

<あいさつをされる亀山紘石巻市長>
<式典に出席された方々>

椿真吾UR都市機構宮城・福島復興支援本部長が、あいさつと事業経過報告を行いました。

椿本部長は、「地域の皆様とともに地域コミュニティの再生に配慮しながら、まちづくりを進め、一刻も早く宅地を皆様にお引渡しできるよう工事を進めてきました。新しい町が皆様に愛されることを願っています」と述べました。

<あいさつをするUR椿真吾本部長>

つづいて、石巻市とかどのわき町内会に同地区の事業誌を贈呈しました。

<事業誌贈呈 右:亀山石巻市長 左:UR椿本部長>
<中央:本間英一かどのわき町内会長>

亀山石巻市長からはURへ感謝状が、本間英一町内会長からは、URが事業者を代表して感謝状を贈呈されました。

<感謝状贈呈>

本間かどのわき町内会長はあいさつで、「われわれ住民は、多くの犠牲の上に新しい立派なまちができたことを忘れず、より良いまちをつくっていきます。また、このまちで育った若者が次世代につないでくれることを願っています。」と述べられるとともに「この街で」の唄を歌って思いを伝えられました。

<あいさつをされる本間かどのわき町内会長>

フィナーレは、ステージ上で石巻市長、かどのわき町長、市議会議長、子供たち、UR椿本部長ら代表者によってくす玉が割られ、住民の方々が風船を一斉に飛ばしますと、会場からは、大きな歓声と拍手で包まれました。

<くす玉開きと風船飛ばし>

式典は地区の住民の皆さんと事業関係者で集合写真を撮影して終了しました。

<記念撮影>

引き続き、町内会の夏祭りが行われました。オープニングに引き続き、太鼓演奏が行われました。

<会場の様子>
<演者「鼓風」>

公園の片隅に、地元小学生によりタイムカプセルも埋めました。2031年3月11日に掘り起こされる予定です。

<タイムカプセルに土をかぶせています>
<この下にタイムカプセルが埋められています>

町内会女性部の方が中心になって盆踊りも行われました。

<輪になって踊っています>

大勢の住民の方々が参加して、焼きそばやかき氷などがふるまわれ、古くから住まわれる方と新たに町内会に加わった復興公営住宅に入居された方が親睦を深め、新しいまちの門出を祝う一日となりました。

<会場の様子>
<輪投げやボールすくいで楽しみました>

URは平成24年1月から石巻市に職員を派遣し、復興計画の策定の支援をしてきました。平成25年3月に石巻市とURは「東日本大震災に係る石巻市復興事業推進に関する協定書」を締結し、平成25年9月から石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業を推進し、この度復興のまちづくりの基盤となる土地区画整理事業の工事が全て完了いたしました。事業は1月末に換地処分公告を行い、平成30年3月末に受託業務を完了させる予定となっております

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