街に、ルネッサンス UR都市機構

岩手・宮城震災復興支援本部から(2021年8月)

東日本大震災の復興支援について現地の姿をお伝えします。

2021/8/2

気仙沼市・南三陸町・女川町の復興事業について令和2年度全建賞を受賞しました

 気仙沼市、南三陸町、女川町での自治体及びURの復興事業について、様々な課題に向けた取り組みが評価され、令和2年度全建賞(※)を受賞しました。

●異なる部門の事業が連携した取組の部(事業連携の部)
・CM方式の活用と公民連携による女川町震災復興事業の推進 女川中心部・離半島部(宮城県女川町)
・志津川地区における復興市街地整備事業と災害復旧事業等との連携 志津川地区(宮城県南三陸町)
●インフラ整備の事業又は施策《東日本大震災に係る復旧・復興事業特別枠》
・鹿折地区及び南気仙沼地区における事業連携による早期復興の実現 鹿折地区及び南気仙沼地区(宮城県気仙沼市)

 ※一般社団法人 全日本建設技術協会が主催。日本の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進するために設けられたもの。昭和28 年の全建賞創設以来、日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や、その時々の国民ニーズに沿った幾多の取り組みを表彰。今年度は国、都道府県、市町村、機構・公社等の機関より、307事業の応募があり、審査の結果、84事業が全建賞として選考されました。

幹線道路沿いに立地した商業施設(鹿折地区)
事業完了後の様子(志津川地区)
女川駅前シンボル空間(女川中心部地区)
表彰状と盾

(評価コメント)
〇気仙沼
土地区画整理事業や関連公共施設の工事調整を一体的に行い、早期の災害公営住宅整備を実現させた点や、早くから土地活用のため地権者と企業をマッチングさせる事業者等エントリー制度を構築した点が評価された。
〇南三陸
輻輳するさまざまな事業と工程調整を図るため、関係機関と全体工程会議を実施した点や、道路と河川の位置を入れ替えて全体の最適化を目指すという大胆な計画案を短期間に作成・合意し、実践した点が評価された。
〇女川
復興CM 方式による設計と施工を一体的かつ連続的に行い復興のスピードアップを図っている点や、住民が主体的にまちづくりにかかわる体制を構築して進めてきている点が評価された。

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