宮城・福島震災復興支援本部から(2015年09月)
2015/9/27
いわき市豊間(とよま)・薄磯(うすいそ)地区で住民向け現場見学会の開催
9月27日(日)、URが復興支援を進めるいわき市の豊間地区・薄磯地区で住民向け現場見学会が開催されました。

両地区は、平成25年12月に着工し、平成28年3月からの宅地引渡し開始に向けて、鋭意、工事を進めているところです。


この現場見学会は、地域住民の方や事業完了後に地区内に戻って来られる方に対して、普段立ち入ることのできない工事現場の様子をご覧いただき、復興が着実に進んでいることを感じてもらおうと、URと豊間・薄磯震災復興JVにより企画され、今年3月の見学会に続き今回で2回目の開催となります。






参加者の方々からは工事の進捗状況や宅地の整備方法に関する質問があり、整備完了後の新たな生活への期待の強さを感じました。また、実際に現地を訪れることで、完成後の宅地のイメージを把握できてよかったとのご意見もありました。
その他、現場で震災復興に取組む職員や作業員の健康を気遣うお言葉も頂戴しました。
URは、被災された皆様からの期待を励みに、今後もいわき市の復興に向け尽力いたします。
2015/9/20
おながわ秋刀魚収穫祭2015
9月20日(日)、女川町で“おながわ秋刀魚収穫祭2015”が開催されました。今年の会場は、震災後初めて、5年ぶりに女川魚市場東荷さばき場での開催となりました。

秋刀魚は女川港で水揚げされる代表的な魚で、「女川と言えば秋刀魚!」とのイメージが浸透するほどです。
秋刀魚が不漁と言われている今秋ですが、この秋刀魚収穫祭のタイミングに合わせて女川港には多くの秋刀魚が水揚げされ、当日は5000尾もの秋刀魚炭火焼と4000食もの秋刀魚汁が無料で来場者に提供されました。



その他、会場では秋刀魚の格安販売が実施されたり、ステージでは地元小学生の演奏やアイドルのコンサートなど様々な催しが開催されたりと多くの来場者で賑わいました。


URは、女川町の復興の進捗状況を多くの方々に知ってもらうべくブースを出展し、来場者の方々へ女川町の復興について紹介しました。


今年の3月にはJR女川駅の営業が再開し、12月には駅前のプロムナードが開業予定など着実に復興への道を歩んでいる女川町です。
URは今後も女川町の復興に向けて取組んで参ります。