街に、ルネッサンス UR都市機構

宮城・福島震災復興支援本部から(2017年09月)

2017/9/30

福島復興拠点整備事業で初となる大熊町大川原地区で工事に着手しました

9月30日(土)、福島復興再生拠点整備事業では初となる、大熊町大川原地区一団地の復興再生拠点市街地形成施設事業の起工式が行われました。当事業は、施行面積18.2ha、事業完了を平成31年度に予定しています。

<鍬入れを行う関係者>
<地区の現況>

式典で渡辺利綱(としつな)大熊町長は「復興最前線基地として生活・社会インフラを充実させ、さらには安心して居住できる環境づくりをすすめ、帰町を選択できる環境の提供をこの場所から実現してまいりたい。大熊再生という大事業には長い年月が必要だが、必ず復興を成し遂げ、町土を取り戻す」とあいさつされました。

<あいさつする渡辺町長>

中島正弘UR理事長は「これまでURとして培ってきたまちづくりについてのすべての経験とすべてのノウハウを福島復興のために投入して組織をあげて全力でやり抜きたい」と述べました。

<あいさつする中島理事長>

来賓祝辞で吉野正芳復興大臣は「大熊町でも復興に向けた第一歩が大川原地区で始まることに改めて喜びを感じる。大熊町の皆さまの生活の安心が一日も早く確保されることを願う」とあいさつされました。

<あいさつする吉野復興大臣>

当地区は、「復興まちづくりビジョン」にて、町土復興の起点となる「復興拠点」と位置付けられています。URは、平成26年度に大熊町の要請を受け、当地区の計画検討に着手。昨年度の都市計画決定(2月)、事業認可(3月)の手続き等を支援し、今年4月に同町から事業を受託しました。

大熊町新庁舎建設予定地

大熊町は、平成31年春に新しい大熊町庁舎の開設を皮切りに、災害公営住宅や、そこにお住まいになる方々の生活を支える公益施設などを建設する予定となっています。

<URも発注者支援を実施している大熊町新庁舎のイメージ図>
<大熊町復興整備計画図の前で新庁舎を指さす渡辺大熊町長(左)、UR中島理事長(右)>

URも大熊町の復興促進に向け、全力で取り組んでまいります。

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