栗原心平のオトコめし(24)
休日、頑張って家族のために料理する!
そんなパパへの応援レシピ
ひやあつそば
秋は、そばやきのこがおいしい季節です。
今回は変化球で。冷たいおそばに、温かいきのこ餡をのせた、餡かけそばです。
やさしい味で、いい具合に餡が麺にからみ、飽きずに食べられます。
ポイントはそばのゆで方としめ方。
たっぷりの湯でゆで、しっかり洗ってしめて、すっきり仕上げます。
材料(2人分)
そば(乾麺) 160g
舞茸 100g
しめじ 100g
【A】
かつおだし 150cc
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
【B】
かつおだし 100cc
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
片栗粉 大さじ1/2
水 大さじ1/2
青ねぎ(小口切り) 2本分

作り方
- 舞茸、しめじは粗みじん切りにする。片栗粉と水は混ぜ合わせて、水溶き片栗粉を作る。
- そばつゆを作る。鍋にAを入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら火をとめて、しっかりと冷やす。
- そばは袋の表示を参考にゆでる。ゆであがったら冷水にとり、しっかりと冷やす。
 ★ゆであげた麺はざるにあげ、水を流しながらしっかり洗ってそば粉を落とすと、すっきりとしたそばになります。
- きのこあんを作る。鍋にBを入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら(1)のきのこを加える。
 きのこに火が通ったら、水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止める。
- 器に水気を切った(3)を盛り、(2)をかける。
- (5)に(4)のあんをかけて、青ねぎを散らす。全体を混ぜ合わせながらいただく。
 大きめの鍋を使い、たっぷりの湯でゆでるのがポイント。鍋が小さく湯が少ないと、そば粉の粘度で、麺の外側がねっとり、中が硬い仕上がりになるので注意しましょう。
大きめの鍋を使い、たっぷりの湯でゆでるのがポイント。鍋が小さく湯が少ないと、そば粉の粘度で、麺の外側がねっとり、中が硬い仕上がりになるので注意しましょう。 鍋に入れたときは水分が少なく感じますが、きのこから水分が出てちょうどよくなります。水溶き片栗粉を入れるときは、鍋の中をお箸やお玉で撹拌しながら加えるとダマになりません。
鍋に入れたときは水分が少なく感じますが、きのこから水分が出てちょうどよくなります。水溶き片栗粉を入れるときは、鍋の中をお箸やお玉で撹拌しながら加えるとダマになりません。パパのごほうび乾杯

冷酒を合わせたいですね。秋の昼下り、明るいうちから、そばをつまみながら冷酒をちびちびと。幸せな時間です。
プロフィール
くりはらしんぺい
1978年生まれ。料理家、「ゆとりの空間」代表取締役社長。『栗原家のごはん 一年の食卓』(大和書房)ほか著書多数。YouTubeチャンネル「ゆとりの空間チャンネル」も人気。
 
	
      【青木 登=撮影】
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