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【楽しい団地】中登美第3団地 奈良県奈良市

  • URPRESS 2026 vol.84 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

コロナ禍で中断したイベントが復活

新たな恒例行事のスタートに

団地の真ん中にある集会所を囲むように14店舗、集会所の中に4店舗が出店。

昨年12月6日に6年ぶりに復活開催された「中登美団地冬まつり」。その運営の中心となったのは、中登美アンバサダーたちだ。アンバサダーは2017(平成29)年に団地活性化に取り組む仲間として誕生し、まつりなどを運営してきたが、20年以降、コロナ禍でイベントはすべて中止、アンバサダーも自然解散となっていた。

「以前のイベントを覚えている団地の方々から、『今年はやらないの?』という声を聞いていたので、何かやりたいとは思っていました。今年、自分が営んでいたカフェを閉めて時間が生まれたので、またイベントができると思ったのです」と話すのは、以前からアンバサダーを務めていた加来真紀さん。URの担当者に相談の電話をしたところ、話が進んで今回の開催につながった。

「URとしても、居住者が減少傾向にあるこの団地の活性化を考えていたときに、タイミングよく加来さんからお電話をいただき、すぐに協力することを決めました」とURの担当者である岸本真結子。

それが昨年の夏前のことで、そこから12月開催に向けて準備を進めた。今回、中心となったアンバサダーは加来さんを含めて4名。その1人、大眉(おおまゆ) 洸さんは団地の近隣で飲食店を営んでおり、コロナ禍前のイベントにも出店した。「飲食の出店者は団地のことを思っている人ばかりで、団地のためなら、という思いで出店してくれました」と話す。

当日は「団地らしさにあふれた、あたたかみのあるイベントになりました」と加来さんが言うように、団地に住む高齢者が孫と一緒に参加していたり、イルミネーションづくりのワークショップに高齢者と小学生が一緒に取り組んでいたりと、あちこちで世代を超えたほのぼのとした光景が見られた。

「子どもたちに楽しい団地の思い出をつくってあげたい」という加来さん。「これを新たなスタートに、中登美第3の恒例行事にしていきたい」とアンバサダーの皆さんは口をそろえ、次のイベントのアイデアを考え始めている。

今回の「冬まつり」の運営に携わったアンバサダー。左から大眉さん、矢野貴裕さん、加来さん、安田真悟さん。
団地だけでなく、近隣の小中学生もたくさん来場。縁日系のコンテンツが子どもたちに好評だった。
集会所の中ではペットボトルを使ったイルミネーションのワークショップも開催。親子連れでにぎわった。
夕方にはワークショップで作ったイルミネーションを点灯した。
中登美第3団地を担当するURの岸本。

【武田ちよこ=文、平野光良=撮影】

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