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楽しい団地 富田(とんだ)団地(大阪府高槻市)

URPRESS 2019 vol.61 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

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「サイクルシェア」で子育て世帯を応援します!

大阪府高槻市の富田(とんだ)団地で、昨年12月、これまで行っていた「サイクルシェア」サービスをリニューアル。
自転車置き場をカラフルなイラストで飾り、貸し出す車種も変更した。
団地自治会が中心となって行っているサイクルシェア。
その活動の様子をご紹介しよう。

かわいいイラストが目印のサイクルシェア・ステーション。自治会事務所の前、URの管理サービス事務所の横にある。利用料金は、子ども乗せが5時間まで200円、子ども自転車が2時間ごと50円。借りたい人は自治会事務所「まきたセンター」へ直接申し込む。

自治会活動が盛んな富田(とんだ)団地

富田(とんだ)団地は完成から約50年。現在、自治会長を務める澁谷(しぶたに)哲男さんは、団地ができてすぐに入居したひとりだ。自治会活動に関わるようになって約30年。現在は自治会長の立場で、コミュニティーづくりや団地の利便性向上を目指して、日々活動している。

「この団地は行事が多いんですよ。1月のとんど焼きに始まり、3月のふれあいデー、4月の花見会……と月に1、2回は自治会主催のイベントがあり、子どもから高齢者まで年齢を問わずいろいろな人が参加しています。また、この団地は子育てがしやすいらしく、子育て世帯も多いのです。もちろん高齢者も多い。その人たちに何かできないか、ということで、8年ほど前、URさんから提案されたのが『サイクルシェア』でした」

澁谷(しぶたに)さんの説明に、URの沼尻紗央里が補足する。

「子育て世帯をソフト面でも支援したいと、当時は子ども乗せ電動機付自転車が高価だったこともあり、自転車を貸し出すサービスを提案しました。同時に高齢者向けの三輪自転車も試験的に導入。自治会さんにも賛成してもらい、サービスを開始しました」

富田(とんだ)団地自治会長の澁谷(しぶたに)さん。団地は子どもも多く、自治会の活動も活発。「唯一の気がかりは、自治会を担う後継者がなかなか見つからないことです」と話す。
UR西日本支社の沼尻。「今後の利用状況を見ながら、さらに改良していきます」

電動機付自転車で子育て家族を応援

サイクルシェア開始当初は、子ども乗せ自転車3台と、高齢者向け三輪自転車2台でスタートした。だが利用状況を見てみると、高齢者向け三輪自転車はあまり借りる人がいないことがわかり、昨年12月に車種を変更。電動機付自転車4台(そのうち子ども乗せタイプは2台)と、かっこいい子ども用自転車2台の計6台に変更した。

それに合わせて、自転車置き場を一新。管理サービス事務所横のピロティの壁や柱にかわいいイラストを描いて自転車を置き、広くお住まいの皆さんにサイクルシェアサービスをアピールした。

サイクルシェアのリニューアル記念として、12月8日にはイベントも開催。プロライダーによるBMXショーをはじめ、子ども向けのBMX教室、抽選会などにたくさんの人々が集まり、盛り上がった。

「電動機付自転車は高価ですし、子ども用の自転車が必要なのは、ほんの一時です。必要なときに、ここで簡単に自転車が借りられるのは、とても便利ですね」

こう話すのは、2人のお子さんと自転車を借りにきた中川朋子さん。電動機付自転車を2台借り、家族で遠出することもあるという。

富田(とんだ)団地のサイクルシェアは、子どもを持つ家庭に浸透。いちど利用した人からの口コミで、利用者が増えている。

最寄りの高槻駅周辺への買い物に、ときにはもっと遠出してサイクリングを楽しんだり。富田(とんだ)団地のサイクルシェアは、家族の思い出づくりにも役立っている。

子ども乗せ電動機付と、子ども用自転車を借りた中川さんと息子さんたち。高槻駅前まで買い物に行くときは、電動機付が便利だ。
昨年12月8日に行ったサイクルシェア リニューアルオープンイベント。世界大会でベスト8の実績を持つ選手をはじめ3人のプロのBMXライダーによるショーを開催。子どもたちのBMX体験教室も好評だった。

武田ちよこ=文、青木 登=撮影

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