街に、ルネッサンス UR都市機構

ベランダで楽しむ四季の寄せ植え(10)

URPRESS 2019 vol.59 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]


揺れる花穂に秋を感じる草花の寄せ植え

暑すぎた夏が終わり日が短くなってくると、いよいよマム(キク)やセロシア(ケイトウの仲間)、コスモスなどの秋の草花や、花穂が美しいススキなどのグラス類が出回り始めます。グラス類とは、葉の形がすっきりとした観賞用のイネ科などの植物で、秋の寄せ植えにプラスすると、風に揺れて風情ある寄せ植えに仕上げることができます。

今回はグラスの高さを生かすために、鉢も高さのある素焼き鉢を選び、一鉢でも十分見応えのある存在感ある寄せ植えに仕上げました。浅い水盤のような鉢にもグラス類はよく似合いますが、浅い鉢だと、それをのせる花台やテーブルが必要になってきます。高さのある鉢は直接床に置けるのでおすすめです。

植物の選び方としては、まず全体のアウトラインをつくる背の高い植物(グラス類)を選び、次に主役とサブの草花を選びます。主役のカクテルマムの草丈は、一番背の高い植物の1/3程度、サブのセロシアは一番背の高い植物の2/3程度の高さにして、全体のバランスを形作っています。主役の引き立て役として、ふんわりした形のもの(カレックス)や、鉢から少し垂れるようなもの(オレガノ)を選ぶと全体が上手にまとまります。

手順

草丈の高いグラス類を先に植えてアウトラインを作る

手順1

植え込む前に配置を決める

手順2

高さがある鉢に根鉢の小さな植物を植える場合、入れる培養土の量が多くなり、過湿になってしまう傾向があるので、水はけをよくするために鉢底石を多めにします。

鉢穴をネットでふさぎ、鉢の高さの1/3程度まで鉢底石を入れる。

手順3

背の高いグラス類、カリヤスとパープルファウンテングラスを植えたところ。

ポットから苗を取り出し、根鉢を優しくほぐしながら、全体のシルエットを決める背の高いAとBから植え、その後は右記の配置通りに、バランスを見ながら植え込んでいく。

配置図

鉢のサイズ 直径26cm、高さ35cm 材質 素焼き鉢
A 斑入りカリヤス/B パープルファウンテングラス/C セロシア アジアンガーデン/D カレックス フロステッドカール
E カクテルマム/F オレガノ ミルフィーユリーフ

プロフィール

くろだけんたろう

埼玉県生まれ。園芸店「フローラ黒田園芸」勤務。自由な発想が生み出す洗練されたスタイルの寄せ植えが熱く支持されている。新刊は『手づくりのスタンドに季節の花を 素敵に飾る小さな庭』(家の光協会)。

【黒田 健太郎=文・写真】

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