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ベランダで楽しむ四季の寄せ植え(6)

URPRESS 2018 vol.55 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]


丈夫でかわいい多肉植物を寄せ植えで楽しむ

プクプクと肉厚でかわいらしい多肉植物は、葉、茎、根に水分と栄養を貯蔵しているので乾燥に強く、日当たりと風通しのよい環境であればベランダで気軽に育てることができます。多肉植物の種類は2万種以上ともいわれ、葉や茎の形や色、質感もそれぞれ個性的です。寄せ植えで組み合わせの妙を楽しみましょう。
今回の寄せ植えは、こんもりと鉢からあふれ出るようなイメージで仕上げました。密集させて植えると苗同士が自然になじみ、全体にナチュラルな雰囲気に仕上がります。上手に作るコツは、それぞれの苗の根鉢の崩し方にあります(手順参照)。また、鉢の縁近くは低く、中央を少し高くしてこんもりと見えるように植えると美しいシルエットになります。枝が垂れる品種を鉢の縁からあふれさせるように植えれば、鉢と植物に一体感が生まれ、躍動感が加わります。

手順

密着して植えやすいように根鉢をスリムにするのがコツ

手順1

鉢穴をネットでふさぎ、鉢の高さの1/5まで鉢底石を入れ、 鉢の半分程度まで土を入れる。

手順2

苗の根鉢の底部分はあまり触らず、側面の土をやさしく落とす感じで根鉢を崩す。

密着して植えたいので根鉢を細長くスリムにします。といっても大胆に土を落とし過ぎてしまうとグラグラして植えづらくなります。写真を参考にしてください。

手順3

一番奥のAから植える。ウォータースペースが1~1.5cmになるように高さを決め、土を指でやさしく寄せる。右利きの人は左回りで、左利きの人は右回りで植えると苗の上に土を落とさずにきれいに植えることができる。株間に土を寄せ、苗がぐらつかないよう指で押さえながらABCDEFGHIの順で植えていく。強い力で土を押し込むと水はけが悪くなるので、やさしく押さえる程度で。

中央に他より少し背の高い苗を選び、それ以外の苗は鉢の外側に倒し気味に植えるとこんもり茂った仕上がりになる。

手順4

仕上げに、土が見える部分にスパニッシュモスを敷く。

管理のポイント!

完成したら一度たっぷりと水をやって土を落ち着かせて、なるべく長時間日の当たる風通しのよい場所に置きましょう。その後は土がしっかり乾いたのを確認してから水をやります。

配置図

正面 鉢のサイズ:直径18cm、高さ15cm
A アドロミスクス B・H ゴールドビューティー C 乙女心 D 虹の玉
E サンライズマム F・I ドラゴンズブラッド G スノージェイド

プロフィール

くろだけんたろう

埼玉県生まれ。園芸店「フローラ黒田園芸」勤務。自由な発想が生み出す洗練されたスタイルの寄せ植えが熱く支持されている。『12ヶ月の寄せ植えレシピ』(グラフィック社)ほか著書多数。

【黒田 健太郎=文・写真】

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