素敵に飾るインテリアグリーン(6)
ハイドロボールに植え替えて気軽に楽しむ観葉植物
食卓やキッチンでグリーンを楽しむのなら、土ではなくハイドロボールを使う方法をおすすめします。ハイドロボールは粘土を焼いて発泡させた茶色いボール状の土。多孔質で水や空気を蓄える性質があり、底穴のない容器が使えます。水受け皿は不要ですし、テーブルに土がこぼれたりコバエが発生したりする心配もありません。
百円ショップで売っている安価なミニ観葉植物をハイドロボールに自分で植え替えることもできますよ。ガラスなどの容器に根腐れ防止剤を入れ、その上にハイドロボールを入れます。土から苗をそっと抜き、水でやさしく根を洗ってピンセットを使って丁寧にハイドロボールに移植します。
ガラスの容器を使うと水の量も一目でわかります。はじめに容器の高さの1/5位まで水を入れ、この水がなくなったら水やりのタイミング。鉢の温度が上がりやすいので、置き場所は半日陰がよいでしょう。
植え替えのときに折れてしまった茎や、根が小さくてハイドロボールでは支えられないものを、私は透明なジェルポリマーを利用して飾っています。涼し気でこれからの季節におすすめですよ。
プロフィール
かいがあゆみ
フォトスタイリスト。読者数12万人をこえるアメブロ公式ブログ「インテリアと暮らしのヒント」メンバー。
暮らしを楽しむアイデアを自身のブログや雑誌等でも発信している。
【貝賀 あゆみ=文・写真】
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