街に、ルネッサンス UR都市機構

防災、待ったなし!(6)

URPRESS 2021 vol.65 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]


防災アドバイザーが常に持ち歩くグッズとは?

いつ、どこで巻きこまれるかわからない災害時に、ちょっとした道具の有無が生死を分ける可能性も。今回は、防災のプロが通勤リュックに入れて持ち歩いている必須アイテムをご紹介します。

最少アイテムはライトと笛

持ち歩く防災グッズを最小限に絞るとしたら、LEDライトと笛を選びます。私の場合はキーポーチにミニライトとホイッスルを入れて、リュックにぶら下げています。これらすぐ使いたいアイテムは、手を伸ばせば届くところにぶら下げるなどの工夫を。

ミニライトと笛を入れたキーポーチ。

身の安全を守る道具

自分の身の安全を守る道具も不可欠です。おすすめは「踏み抜き防止インソール」。普段履いている靴に入れておくと、釘やガレキなどの踏み抜きを防いでくれます。バッグに余裕があれば、軍手(手袋)や雨具(コンビニのレインウェアで充分)があると、防寒具代わりにもなり大変便利です。

ハサミで切れる特殊繊維・踏み抜き防止インソール。

スマホ対策&情報収集の道具

スペースがあれば情報収集の道具も入れましょう。普段からモバイルバッテリーを使っていればそれを。非常用に準備する場合は、長期保存ができて交換も可能な「乾電池式スマホ充電器」がおすすめ。また、ポケットラジオがあれば情報収集に大変役立ちます。

無理のない範囲で必要なものを

私が通勤リュックに入れている道具を全て並べてみました。パソコンなどの仕事道具とあわせると20kg以上になります。防災グッズは重要ですが、無理をすると長続きしません。楽に持ち歩ける分量のなかで、必要な物を選択することが重要です。

私が持ち歩いている防災グッズです。

プロフィール

たかにともや

「備え・防災は日本のライフスタイル」をテーマに、自身が運営するWebサイト、各種メディアやセミナーを通じて防災を解説するフリーのアドバイザー。

たかにともやさんの画像

【高荷 智也(ソナエルワークス代表)=文・写真】

  • LINEで送る(別ウィンドウで開きます)

防災、待ったなし バックナンバー

UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

UR都市機構の情報誌[ユーアールプレス]の定期購読は無料です。
冊子は、URの営業センター、賃貸ショップ、本社、支社の窓口などで配布しています。

CONTENTS

メニューを閉じる

メニューを閉じる

ページの先頭へ