男子弁当のススメ!(9)
メンチカツと枝豆ごはん弁当
メインは、つなぎを少なめにした“肉にくしいメンチカツ”。醤油ベースの甘い餡を絡めてゴマをふった、子どもの頃から好きなメンチスタイルです。 故郷の山形には「だだちゃ豆」という絶品の枝豆があります。実家は田畑に囲まれていたので、子どもの頃、よく近所の人が枝豆や野菜を分けてくれました。枝豆もとうもろこしも、とりたてをゆでて食べるのが一番おいしく、大好きな夏のおやつでした。 ただ、大量の枝豆を枝から外す作業は大変で、手が痛くなり、チクチクする産毛がよく手に刺さったものです。 今回は、別にゆでた枝豆を、味付きごはんに混ぜました。
- きゅうり漬け
- ゆでたブロッコリーを薄めた白だしに浸したもの。
- ゆでたとうもろこし
とうもろこしはどんなふうに食べますか? 私は一列を丁寧にねじり取り、そこから列を倒してきれいに剥いて食べるのがこだわりです。 - 冷めてもおいしいメンチカツ
玉ねぎと牛ひき肉に、卵、パン粉、塩、ブラックペッパーを加えて混ぜ、衣をつけて揚げる。ソースではなく醤油ベース。甘い餡を絡めることで、冷めてもおいしく食べられる。 - 枝豆ごはん
昆布と酒、塩を加えてごはんを炊き、ゆでた枝豆を混ぜる。 - 芽ひじきの煮物。
シャキシャキした食感が好み。


プロフィール
相田幸二
1975年、山形県米沢市生まれ。現在は宮城県在住。「幸せ料理研究家」としてテレビや雑誌で活躍。『こうちゃんの簡単料理レシピ』(宝島社)シリーズは230万部を超えるダブルミリオンセラーに。

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