男子弁当のススメ!(4)
ウキウキ気分の花畑弁当
初夏に向かう行楽シーズンでもあるこの時季、お弁当を作る機会が増える人も多いことでしょう。新社会人は職場や新しい環境に慣れてくる頃でしょうか。今回は、初夏を感じてウキウキする気分を表した花畑弁当です。
メインは、ほろ苦い菜の花と銀鮭、卵の黄身を散らしたおかずごはん。
実はこの銀鮭、宮城県が誇る特産品。南三陸町志津川産の銀鮭は、トロのような脂のノリが特徴です。焼いた身をほぐしていると脂が染み出てきますが、冷めても硬くならず美味しいので、お弁当にぴったりです。
- 野菜に魚、卵入り。
花畑めし
菜の花は塩ゆでして水気を絞り、しょうゆ洗いして絞って刻んでおきます。ごはんに隠し味の昆布茶と菜の花を混ぜ込み、焼いてほぐした銀鮭を散らします。ゆで卵の黄身をザルでこしてから散らせば、お花畑のように華やかに。 - 忙しい朝にぴったりな鶏のチリソース炒め。しょうゆとおろししょうがで下味を付けた鶏肉に片栗粉をまぶし、お皿に並べてレンジアップ。カリカリに仕上げ、レンジで加熱したチリソースとあえるだけ。
- きゅうりとちくわがあれば、きゅうりを刺さずにはいられません。
- 初夏が旬の絶品!
志津川産の銀鮭
銀鮭の水揚げが最盛期を迎えるのは4~7月。上質な脂が乗った銀鮭は、塩焼きはもちろん刺身も絶品。大好きです - 冷凍しておいたカレー味のコロッケは、少量の油を塗ってトースターで加熱。
プロフィール
相田幸二
1975年、山形県米沢市生まれ。現在は宮城県在住。「幸せ料理研究家」としてテレビや雑誌で活躍。『こうちゃんの簡単料理レシピ』(宝島社)シリーズは230万部を超えるダブルミリオンセラーに。
【相田幸二 = 文・写真】
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