男子弁当のススメ!(7)
カキわっぱ弁当
寒さが増しておいしくなる魚介類。その中でも宮城県でこの時季ならではのものといえばカキです。今回は曲げわっぱ弁当箱にカキフライとカキ飯を詰めた「カキわっぱ弁当」を作りました。カキと合わせたセリも仙台では有名な食材です。冬にお店や家庭でよく食べられているセリ鍋はいたってシンプル。鶏、鴨などのだしでセリをさっと煮て食べるのですが、主役は根っこ。これがなければセリ鍋とは言えません。カキフライに添えた柴漬けタルタルは、板前の頃にまかないで作りました。先輩に褒められてうれしかった思い出があります。
- 雪菜の煮びたし
- 丸十(さつまいも)の生ハム巻き
- プチトマト
- カキフライの柴漬けタルタル
マッシュしたゆで卵に、刻んだ柴漬けと大葉、マヨネ ーズを混ぜて、隠し味にわさびを少々。 - ブロッコリーの白だし漬け
- カキとセリの焼きめし
(1)フッ素加工のフライパンにカキを並べて素焼きにする。両面に焼き色がついたら醤油を回しかけ、カキだけ取り出す。
(2)フライパンに残った醤油とおこげにバターをとかし、ごはんを入れてほぐしながら炒める。カキのうまみをごはんにうつす。
(3)ごはんがほぐれたらセリを混ぜ入れてサッと炒め、器に盛り付けたら仕上げにカキをのせる
プロフィール
相田幸二
1975年、山形県米沢市生まれ。現在は宮城県在住。「幸せ料理研究家」としてテレビや雑誌で活躍。『こうちゃんの簡単料理レシピ』(宝島社)シリーズは230万部を超えるダブルミリオンセラーに。
【相田幸二 = 文・写真】
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