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希望の明日に向かって

UR PRESS 2018 vol.53 UR都市機構の情報誌 [ユーザールプレス]

希望の明日に向かって
復興インフォメーション

「復興7年の歩みと東北の明日」は朝日新聞社メディアビジネス局が主催、URほかが協賛。

From東京
東京で「東日本大震災7年復興シンポジウム」開催

2月18日(日)、東京のイイノホールで「復興7年の歩みと東北の明日」と題したシンポジウムが開かれました。

第一部は福島県西白河郡出身で野球解説者としておなじみの中畑 清さん、仙台市出身の女優・朝海ひかるさんによるトークセッション。

続く第二部は、UR統括役の新居田滝人、大船渡市長の戸田公明さん、福島県知事の内堀雅雄さんから、復興の現状と課題についての報告がありました。

見えてきた課題と希望に向かって

まずUR統括役の新居田が、現在東北3県で行っている復興事業のうち、ハード面の整備は来年度末でほぼ完了する見込みであること、今後はソフト面の支援や、事前防災の取り組みを進めていくことが重要であると報告しました。

次に戸田市長からは、現在まで約260の復興事業を展開し、その8割強が終了していること、今後の課題として、(1)市中心部のまちづくり (2)被災した中心部以外の土地の利活用 (3)震災前より高いところに軟着陸させること、以上の3点が伝えられました。
「震災前より高いところへの軟着陸」とは、震災前より経済を元気に、所得を高くしようという目標です。復興事業によって現在、市の経済規模は震災前の1・5倍、所得も1・5倍になっていますが、これが下がらないようにしたい。また出生率2・1以上を目標に掲げ、人口減少をよりゆるやかにしたい、進行する高齢化に対するまちづくりも進めたいと意気込みを語りました。

最後に内堀知事は、福島県の未来を、(1)希望 (2)危機意識 (3)挑戦の、3つのキーワードで説明。7年間悩み苦しみ、努力を続けた結果がようやく実を結び始め、除染の進行や農林水産物などに希望が見えてきたことを、感謝とともに伝えました。その上で、まだまだ山積する課題に行政はこれからも挑戦を続け、長い戦いに臨むと、力強く決意を述べました。

第三部では中畑さん、戸田市長、内堀知事、UR理事長の中島正弘によるパネルディスカッションが行われ、それぞれの立場での復興7年の歩みと、今後の課題について意見がかわされました。

内堀知事からは、人口減少が続く福島県だが、若い世代の移住者が増えているという報告とともに、「福島県は移住希望者の就職の世話を確実に行います」と力強い発言も。

左から内堀福島県知事、戸田大船渡市長、UR中島理事長。
【菅野健児=撮影】

戸田市長からは災害公営住宅入居者のコミュニティー形成や心のケアの重要性と、そのための取り組みについて報告があり、それを受けてUR理事長の中島から、URが行っている現地での取り組みの紹介がありました。

大船渡市は交流人口を増やす試みとして、全国有数のサンマの水揚げ量を誇る「さんまのまち」をアピール。「さんま焼き師」認定制度や、サンマを一列に並べ「最も長い食用魚の列」としてギネスに挑戦したことなどを報告。

福島県では震災の記憶の風化を防ぐために、「HOPEツーリズム=希望の旅行」を打ち出し、福島に来て復興に向かって頑張っている人に会い、直接話を聞く旅の大切さが訴えられました。

UR理事長の中島は、「風化させないためには、災害を常に自分のこととして考えることが大切」と述べ、真の復興に向かって立ち止まることなく進んでいくことをお互いに確認しました。

From熊本県
URが益城町の復興事業に協力 協定を締結しました

4月9日に行われた協定の締結式。左からURの中島正広理事長、熊本県の蒲島郁夫知事、益城町の西村博則町長。

4月9日、熊本県とURは、「益城(ましき)中央被災市街地復興土地区画整理事業の推進に向けた協定書」を締結しました。

平成28年4月の熊本地震で2度にわたって震度7にみまわれた益城町では、41名の方が亡くなり、全半壊した住宅は6200棟を超えるなど、甚大な被害にあっています。

URは熊本県に職員を2名派遣予定。これまで東北地方などで培ってきた復興まちづくりの経験を活かし、益城町の復興事業を支援していきます。

URが復興事業を支援している市町村

宇城市、御船町、嘉島町、益城町

From熊本県
復興の第一歩!宇城市豊野町響原で工事に着手

URは熊本地震からの復興に向け、熊本県で災害公営住宅の整備支援を行っています。1月30日には宇城市豊野町響原地区で災害公営住宅の工事に着手、安全祈願祭が行われ、復興の第一歩が記されました。

豊野町響原地区では木造平屋の建物10棟、計20戸の住宅を整備する計画で、来年1月の完成を予定しています。

From新潟県
糸魚川大火からの復興を支援

平成28年12月に起こった糸魚川市の大火。約4ヘクタール、147棟を焼失したこの災害からの復興にURは協力。

火災直後から現地に職員を派遣し、復興まちづくり計画の策定や5カ所の区画整理事業を支援しています。

火災直後(平成28年12月26日)
復興が進む(平成30年3月29日)

宮城県 女川町

あの日、14.8mもの津波に襲われ、多くのものが失われた女川町。 若い世代が中心となって進める新たなまちづくりが注目を集めている。

岩手県 大船渡市

復興が進む大船渡駅周辺地区に、市民が集い、来訪者と交流する核となる施設が生まれる。 完成間近の施設へ地元小学生たちが見学にやってきた。

福島県 双葉町

全町が避難指示区域になっている福島県双葉町に、震災から7年を経て、ようやく復興の第一歩がしるされた。

復興商店街に行ってみよう!

人々が出会い、新しい美味が生まれ、笑顔がはじける。東北各地に新しい商店街が生まれています。

東日本大震災 復興の軌跡

膨大な土が運ばれ、新たな大地が生まれていく。やがてそこに新しいまちが生まれる……。7年にわたりURが東北各地で進めてきた復興事業が少しずつかたちになってきました。
本誌でご紹介したまちを中心に、その変化を写真で振り返ります。

復興支援MAP

UR都市機構が取り組む復興支援MAP2018

AKB48「誰かのために」プロジェクト 届け!笑顔 第10回

宮城県女川町、岩手県釜石市、福島県南相馬市

希望の明日に向かって

東京で「東日本大震災7年復興シンポジウム」開催

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