環境への取り組み事例 サンヴァリエ桜堤
プロジェクト紹介
・所在地:東京都武蔵野市桜堤1丁目
・管理開始:1999年10月
・用途:共同住宅601戸※
・構造:鉄筋コンクリート造、3~10階建、18棟※
・敷地面積:約44,000平方メートル※第1ブロック
サンヴァリエ桜堤は、完成から約40年を経過した桜堤団地の建替によって生まれました。桜並木をはじめ大きく成長した樹木や、敷地内を横断する仙川など、恵まれた環境資産を活かすため、緑の継承、地域との融和、環境への配慮、いきいきとした生活空間づくりの4つを計画の基本方針としています。コンクリート三面張りで流量もほとんどない状態であった仙川は、自然の川をお手本に、自然石や木杭を配置して深さを変化させることで、多様な生きものの生活環境として生まれ変わり、人々の集う親水空間となりました。また、武蔵野市と協力して、団地内で発生する生ゴミのコンポスト化に取り組んでおり、コンポストは市によって回収された後、農家で有機肥料として活用されています。