街に、ルネッサンス UR都市機構

プロジェクトについて

2019年07月12日

京都女子大学×UR都市機構
洛西ニュータウン団地リノベーションプロジェクト

プランコンセプト

Renovation UR都市機構と京都女子大学は、平成25年度より洛西ニュータウン(京都市西京区)において、京都女子大学 家政学部 生活造形学科 井上えり子准教授のご指導のもと、団地の住戸リノベーションに取り組んでいます。

京都市都心部より約10kmに位置する洛西ニュータウン(京都市西京区)。
UR都市機構はここで6団地3,052戸の住宅を管理しています。
建設から30年以上が経過し、団地内の緑豊かな屋外環境やコミュニティが熟成した街。
URでは、これまで和室を洋室やLDKに変更したり、白をベースとした内装仕上げをするといったアレンジを施した住宅を提供してきましたが、
価値観が多様化した今、ライフスタイルの変化に合わせた多様なニーズに応えるための更なる試みが必要と考えています。
そして、「観月橋」、「MUJI × UR」での民間事業者との連携に続き、新たな可能性を模索する中、
2013年度より京都女子大学 家政学部 生活造形学科 井上えり子准教授のご指導のもと、京都女子大学の学生による住戸リノベーションに取り組みました。
若い女性の視点から団地や住まいを見つめ直した自由で個性豊かなアイデアによるリノベーション住戸の提供を始めています。
洛西ニュータウンの団地に吹いた新しい風を是非とも感じていただければと思います。

 

Style2019 概要

京都女子大学とURが2013年度から取り組んでいる「京女×UR 洛西ニュータウン団地リノベーションプロジェクト」も、今回で4回目を迎えます。
これまで、学生の自由な発想で提案された15プランのリノベーション住戸が生み出され、当ニュータウンに新しいライフスタイルをもたらしてきました。今回は、従来のリノベーション住戸3プランに加え、新たなアプローチによるインテリアコーディネート住戸1プランを募り、秋以降、『STYLE2019』と名付け計4プランを供給すべく、今、プロジェクトは始動しました。

  • 対象団地

    団地名:洛西新林団地
    設計対象住戸の間取:3DK

  • スケジュール

    2019年 4月 コンペ説明会・団地見学会
    2019年 7月 コンペ当選品決定
    2019年 10月 住戸完成
    2020年 1月 モデルルーム公開・募集

 

Style2017 概要

2013年度より始まった京都女子大学とURのコラボレーション。
2013年度、2015年度とこれまでに2回の設計コンペを実施。
若者ならではの新しい発想や女性らしい視点で12プランが生み出されてきました。
2017年度は新たな団地、洛西新林団地を舞台に第3弾となる設計コンペを実施します。
例年、洛西ニュータウンに新しい風を吹き込むこのプロジェクト。期待に胸を膨らませつつ、今、スタートします。

  • 対象団地

    団地名: 洛西新林団地
    設計対象住戸の間取り: 3DK

  • スケジュール

    2017年 1月 コンペ説明会、団地見学会
    2017年 7月 コンペ当選作決定
    2017年 11月 住戸完成
    2018年 1月 モデルルーム公開・募集

 

Style2015 概要

 
2013年度に京都女子大学 家政学部 生活造形学科 井上えり子 准教授のご指導のもと、京都女子大学の学生提案プランによる住戸リノベーションを実施しました。
また2014年度には、リノベーション住戸に住む楽しさをより多くの方に実感していただきたいと考え、学生提案プランのテイストはそのままに井上准教授のご指導のもとアレンジを加えた住戸を提供しました。
そして、プロジェクト発足から3年目を迎えた2015年度は「style2015」として新たに学生による設計コンペに取り組み、4つの新しい住戸リノベーションプランに取り組みました。
「光」「風」「色」…、良いところは残しながら変えるべきところを変え、「団地のこれから」「団地の未来」を考えました。

リノベーションの魅力 ~世の中に一つ、ここにしかない住宅を~

UR賃貸住宅では、通常の場合入居者の方が退去された後、次の入居者を迎える前に清潔で快適な暮らしやすい住まいを提供するため、補修あるいは改修の施工を行います。京女×URのリノベーションはその域にとどまらず、女性であり、大学生である、これからを生きる世代の感性を活かしたテーマに沿った個性的な住宅が創出して提供していることが最大の魅力です。
カラフルで、チャーミングで、スタイルがある住宅 = 京女 × UR。
これまでのUR賃貸住宅のイメージにとらわれることのない新しいブランドとして、これからもときめくような暮らしのご提案をしてまいります。

  • 対象団地

    団地名: 洛西新林北
    設計対象住戸の間取り: 3DK

    団地名: 洛西竹の里
    設計対象住戸の間取り: 3LDK

  • スケジュール

    2015年 5月 学内での住戸設計コンペ説明会
    2015年 7月 コンペ当選作決定
    2015年 11月 住戸完成
    2016年 1月 モデルルーム公開・募集

 

Style2013 概要

 
2013年 リノベーション物件の入居募集開始

若い女性の視点から団地や住まいを見つめ直し自由で個性豊かなアイデアによる住戸リノベーションを行うべく、洛西境谷東・洛西竹の里の2団地において京都女子大学の学生による設計コンペを実施し、住戸のリノベーションを実施しました。
・若い世代にも受け入れられるこれからの団地を作りたい
・若い女性の視点と学生ならではの自由な発想で、団地の未来を考えたい
という想いをもって団地や住戸と向き合い、今までにないおしゃれな住宅ができました。
間取りの改良だけでなく、洗面台やタオル掛けなどの“ろうあ者ゃれな製品”の選択、壁紙や飾り棚などのアクセント、取っ手などへの気配りなど、従来の団地に無かった仕様に若い世代の方からご好評をいただきました。

2014年 2nd Seasonとして新規住戸募集

前年の2013年に京都女子大学の学生がデザインを手がけた、今までにないおしゃれな住宅。できるだけ多くの方にお届けするため対象団地を広げ、京都女子大学井上准教授のご指導のもとアレンジを加えた住戸を2nd Seasonとして展開しました。
おしゃれな鏡や洗面台、こだわりの飾り棚など、設計プランのコンセプト・テイストはそのままに、設計者のこだわりを再現しつつキッチンパネルを導入するなどより住みやすく使いやすい住戸を提供しました。

  • 対象団地

    団地名: 洛西境谷東
    設計対象住戸の間取り: 3DK

    団地名: 洛西新林北
    設計対象住戸の間取り: 3DK

    団地名: 洛西竹の里
    設計対象住戸の間取り: 3LDK

 

先生からのメッセージ

京都女子大学
家政学部 生活造形学科 准教授

団地は、現在の若者にとっては、「昭和っぽい」という言葉で表現される、ちょっと古めかしい存在になっています。
けれども実際に訪れ、その緑の多さやゆったりした共用空間を体感してみると、時間を積み重ねたものの良さがわかります。町家と同様、いったん失えば二度と新しくはつくれないような貴重な住環境です。
ところで、リノベーションという手法は、団地の良さを残しつつ、内部は新しくできるという良さがあります。
急激な変化を望まない京都には、向いている手法とも言えます。
すでにちょっと歴史めいた感のある「団地」という空間に、学生たちが挿入した新しい空間のアクセントをお楽しみください。

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