街に、ルネッサンス UR都市機構

Style2019コンペ作品

2019年07月12日

京都女子大学×UR都市機構
洛西ニュータウン団地リノベーションプロジェクト

学長賞

施工対象 <変化する暮らし> -リノベーション部門-

青木 みちる(4回生)、大槻 絢(4回生)
  • コンセプト

    ”-暮らしに寄り添う空間-” 一日の生活の中でも、季節の変化の中でも、そして長年の暮らしの中でも、住まい手にとって心地よい空間は移り変わっていきます。どんな時でも過ごしやすく、生活に寄り添える空間を届けたいと考えました。 日々の生活に寄り添いつつ、繋がりを生み出す住まい、シチュエーションに合せて変化する暮らしを提案します。

  • 選考理由

    3DKの1居室をワークルームと定義づけ、新しい暮らし方を提案する斬新さが良く、暮らしやすく、快適性が高いプランとなっている。家事動線の良さが女性の評価が高かった。

優秀賞

施工対象 <古きよきもの> -インテリアコーディネート部門-

奥谷 暁李(3回生)、佐野 優果(3回生)、永山 嘉乃(3回生)、花本 果穂(3回生)
  • コンセプト

    1960年代に多く建てられた団地は、他の住宅街とは違った雰囲気があります。豊かな緑、住民同士のコミュニティ、家族との近い距離…。 団地はこのような日本の古きよき文化を感じることのできる場所です。 そこで「古きよきもの」をテーマにしたリノベーションを提案します。 団地リノベーションxヴィンテージ どちらも古きよきものを大切にするという点で共通するものがあります。 古いものを大切にしつつ、おしゃれでかっこいい暮らしの提案をします。

  • 選考理由

    全体の統一感が優れており、各部屋の暮らし方提案もしっかり成されていて、団地らしさを生かした提案となっている。

施工対象 <つなぐ内窓> -リノベーション部門-

奥谷 暁李(3回生)、佐野 優果(3回生)
  • コンセプト

    内窓が生み出す心地よい距離感開放的すぎず閉塞的すぎない間取で家族がお互いの気配を感じながらも自由に暮らせる家。内窓を取り入れることで、どの場所にうても明るく緑を感じられる清々しい空間を実現します。

  • 選考理由

    閉塞感のある団地の間取りを内窓でつなぐ新しさによって多様な暮らし方が想像できた。温かみのあるカラーコーディネート、木を基調としたテイストが女性からの評価が高かった。

施工対象 <インナーバルコニーのある暮らし> -リノベーション部門-

弘井 双葉(3回生)、村上 萌々子(3回生)
  • コンセプト

    既存の団地を見直し、メリット・デメリットを上手に生かす、
    団地での新たな住まい方ゆとりが暮らしをゆたかにする
         ↓
    住まいにゆとりがあれば、気持ちにゆとりが生まれる
         ↓
    気持ちにゆとりがあれば、毎日が豊かになる
         ↓
    居住者のゆとりの源になるようなサービス空間
         ↓
    インナーバルコニー

  • 選考理由

    インナーバルコニーを北側に設置するという新しい案は、団地の状況を良く解した上でメリット、デメリットを良く生かした提案となっている。UR団地の課題に対する試験的アプローチ。

特別賞

<ゆったり×コンパクト> -リノベーション部門-

伊藤 穂花(3回生)、小岩井 遥香(3回生)
  • コンセプト

    団地の魅力の1つとしてコンパクト性が挙げられると考えました。そこでそのコンパクト性を活かし、動線計画にこだわりつつも、広々とゆったり暮らせる空間を提案します。

  • 選考理由

    キッチン周りの収納や動線計画がよく、料理好きの方に好まれそうな印象を受けた。改良ポイントを絞る事で、工事費とのバランスが取れた提案となっている。

<暮らしをデザイン> -リノベーション部門-

梅田 穂香(4回生)、久保田 美穂(4回生)
  • コンセプト

    幼い子供を持つ(予定含む)若い夫婦を想定し、住み手が自分スタイルにデザインしながら暮らしを楽しめるプランにした。 襖や欄間、押入を再活用し新しさの中にも古さを感じられるリノベーションだからこそできる魅力的な空間。

  • 選考理由

    全体的に統一感があり、カラーコーディネートも含めおしゃれで多様な住まい方が想像できた。 造作や間取りの寸法について、使い勝手を踏まえよく検討されており、バランスがとても良い。

<つながる> -リノベーション部門-

纓坂 友香(2回生)、垣内 ひかる(2回生)
  • コンセプト

    若い夫婦と小学生になるまでのお子さんの三人暮らしの家族を想定し、キッチンを軸としたお母さんの動線を大切にしました。 団地の自然豊かな温かさと風通りの良さを生かしつつ、家族が集まる空間作りを目指しました。部屋の仕切りを極力なくすことで作り出した大きな空間で家族同士をつなげます。

  • 選考理由

    狭い印象のある団地をLDKで広くするのではなく、大きなボックスで区切る発想が斬新。ボックスに窓を設けることで仕切りつつ、コンセプトの「つながる」が表現できている。周りの居室も特性が異なるため、多様な使い方ができそう。

<家族を想う暮らし> -リノベーション部門-

西村 知紘(3回生)、山田 結花(3回生)
  • コンセプト

    LDKを中心にそこから派生する様々な家族の暮らし。そんな家族の暮らしに、幸福度の高い北欧の暮らしをヒントに「家族一人一人がより良く暮らす」ための部屋を提案しました。

  • 選考理由

    団地のパーツを活かしながら暮らし方提案をしている点が良く、特に押入れの小上がりが印象的。生活の中心をLDKと捉え、広いリビング、くつろげる和室など、家族が集まる心地よい空間をしっかり追求できている。

<衣がえする家> -リノベーション部門-

永山 嘉乃(3回生)、花本 果穂(3回生)
  • コンセプト

    開くことで生まれるものがある。 共働きの若い夫婦を想定し、のびのびと暮らしながらも、場面や個性によって変化する間取りを提案します。 ゆったりとした暮らしと、好きなものやことに囲まれる生活が住む人のゆとりある暮らしに繋がります。 窓から心地よい風と優しい光が差し込み、穏やかな空気が流れます。 人が季節によって衣替えするように、部屋の様子も変えることができます。 戸を払い各部屋ごとに設けた黒いパイプが、開放的な空間を作り出すことで、団地ならではの暮らしを提案します。

  • 選考理由

    住みこなしの難易度は高いが面白い提案。提案はシンプルだが、住まい手次第で暮らし方が何パターンも生まれそう。黒いパイプだけでなく、洗濯機を隠す壁、使いやすく改良収納など、細やかな検討もしっかりなされていた。

<to live high> -リノベーション部門-

谷 あかり(3回生)、福田 紗和子(3回生)
  • コンセプト

    スマートでコンパクトな生活が出来る一人暮らし向けの空間を提案します。生活上での無駄を省き、身支度や食事を一つの空間で行えるよう設計しました。また、間仕切りを取り去ることで、広々とした空間をちると同時に、住む人のライフスタイルに合わせ柔軟に家具配置を変更する事ができます。 一人暮らしの新たな住まいかた。新たな贅沢さ。

  • 選考理由

    全体的に完成度が高かった。玄関から洗面やキッチンがすぐ見えるというデメリットに対し、ホールでワンクッションはさみ、そこから全ての空間にゆとりを持たせて設計されていたため、コンセプトと設計がとても結びついているように思った。

<ゆるりとつながる家> -リノベーション部門-

山下 礼(4回生)、山本 花歩(4回生)、渡邉 菜月(4回生)
  • コンセプト

    「家族の時間も、自分の時間も大切にする暮らし」 区切られているようで繋がっている。そんな”ゆるり”としたつながりのある空間で、住む人がその時一番心地よい距離感で過ごせる家を目指しました。 ゆるりとしたつながりのある空間、動線で程よい距離感で過ごすことができ、家族の存在を感じながら過ごすことができます。そして一人になりたいときに一人になり、自分の時間を大切に過ごすことも可能です。また、回遊性のある動線を取り入れ機能面も整理し、家事の効率化を図ることで心と時間にゆとりが生まれます。

  • 選考理由

    住戸のバルコニーや水回りの位置から想定される生活動線上に用途別に収納が設置されていて、生活しやすそうな印象。ワークスペースをキッチン裏に設けることで、新たな空間の使い方が提案されている。

作品賞

<和×レトロ×モダン> -インテリアコーディネート部門-

細谷 梨湖(2回生)
  • コンセプト

    ”二人暮らしの夫婦”を想定し、おしゃれな若い夫婦の雰囲気、家具の配置次第では熟年夫婦の落ち着いた雰囲気にも合わせられるプランを提案しました。 (和)昔ながらの落ち着いたイメージを持たせるようにしました。 (レトロ)この先時間が経過しても外構とのギャップを感じさせないようにしました。 (モダン)時代が移り変わっても違和感なく過ごせる空間を目指しました。

<みずいろと、しかくと> -インテリアコーディネート部門-

酒巻 玲香(1回生)
  • コンセプト

    「シンプルだけどちょっとかわいい」をコンセプトに、水色と四角で統一したお部屋を提案します。

<ノルディックスタイルにならう、彩りある暮らし> -インテリアコーディネート部門-

村上 智香(2回生)、水出 喜穂(2回生)
  • コンセプト

    団地内の自然溢れる環境から、北欧の森や湖を連想し、ムーミンに登場するキャラクターの色を参考にしつつ北欧特有の配色やテキスタイルデザインを好む20代以降の夫婦向けのインテリアにしました。

<したいを叶える家> -リノベーション部門-

安徳 沙紀(2回生)、池内 優希(2回生)、井上 朋香(2回生)
  • コンセプト

    人は暮らしに置いて、”お気に入りのものを飾りたい”、”収納のスペースを十分に確保したい”など「したい」と思うことがたくさんあります。その思いをこの家で叶えられるようにしました。夫婦2人で暮らすことをイメージして、2人の趣味を満喫できる部屋、ゆとりを持って収納できるスペース、玄関ニッチなどを「見え方」に配慮しながらデザインしました。

<働く女性の一人暮らし> -リノベーション部門-

幸所 なつめ(3回生)、佐藤 里歩(3回生)
  • コンセプト

    2005年単身世帯1446万世帯で3軒に1軒が一人暮らし、2025年には1824万世帯まで増加し、約4割が一人暮らしになると推測されている。中でも増えているのが「働く女性の一人暮らし」である。独身女性の一人暮らしは女性の社会進出とともに増加し、今では珍しいことではない。そこで、女性にとって、居心地の良い自分だけの空間を提供することによって、さらに「かっこいい女性」の社会進出に貢献する。

<小上がりで変わるくらし> -リノベーション部門-

池田 莉奈(2回生)、太田 真緒(2回生)
  • コンセプト

    リビングダイニングの一角に高さ15cmの小上がりを設置し、新たな空間を作りました。住む人の生活スタイルによって「くつろぐ場」「客間」「子供の遊び場」などに変化します。 もともとあった建具を撤去し大きな空間となったリビングダイニングは、夫婦2人の時は広い部屋で2人一緒に時間を共有し、子供が生まれてからは、大きな空間で伸び伸びと過ごし、すくすくと育っていけるような家を目指しました。

<『ただいま』が聞こえる家> -リノベーション部門-

山藤 千穂(3回生)、持永 帆奈美(3回生)
  • コンセプト

    夫婦と幼い子供が1人いる家族を想定し、リビングを中心に、家の中でも家族同士の緩やかな繋がりが感じられる空間を作りました。 日常の中で、ついつい忘れてしまうこと。 リビングでお母さんと顔を合わせてから、自分の部屋に行く。「今日もお疲れ様」と言って、寝室に向かう。 そんなやりとりが自然と行われる空間のあり方を提案します。

<彩りが生まれる家> -リノベーション部門-

関 千晃(3回生)
  • コンセプト

    空間がオシャレだと毎日の暮らしが楽しくなる。この住宅では、お気に入りのモノ、日用品を棚に置くことによりそれがインテリアと化す、つまり空間に「彩り」を生み出すことをコンセプトに設計を行った。 あまりモノを沢山持たず、趣味を多様に持つ若者、小さい子供を持つ親子を想定した。そのため棚は「見せる棚」とした。

<とらわれない空間> -リノベーション部門-

大槻 実礼(2回生)、鍛地 優花(2回生)
  • コンセプト

    寝室、寝るための部屋。子供部屋、子供が使う部屋。部屋にはそれぞれ使用目的があります。それでは、使用目的にとらわれない空間とは…? 何かをするための部屋、誰かのための部屋ではなく、その時々で自由に使える空間を暮らしの中に取り入れたい…。 しかし、面積が狭い団地では、部屋数が限られており、どうしても部屋ごとに目的が決まってしまいます。 そんな団地での暮らしをより豊かにしたいと考え、目的に「とらわれない空間」をもつ住空間を提案いたします。

<”らしく”暮らす> -リノベーション部門-

田中 友未伽(3回生)、藤野 あゆみ(3回生)
  • コンセプト

    若い二人暮らしの夫婦を想定し、住む人にとってより快適に、より暮らしやすい空間になるよう、「姿を変える空間」をコンセプトに設計しました。 姿を変える、すなわち柔軟性を含ませて設計することにより、結果的に住む人1人1人に寄り添った住まいとなります。

<関わり合う生活> -リノベーション部門-

川島 彩音(2回生)、白城 理帆(2回生)
  • コンセプト

    夫婦と3才~小学6年生の3人家族を想定した。 子供の成長は見た目だけでなく、中身も変化していく。 そのため、子供の成長に合わせて空間の使い方も変化させていく必要がある。変化させていくことで、親子で関わる時間も少なくなっていくと考えられる。 どこにいても顔が合わせられ、自然と関わりが増える空間を提案する。理想は「いくつになっても子供との時間を大切にする暮らし」。

<心地良さと、住みよさ> -リノベーション部門-

西村 知紘(3回生)、山田 結花(3回生)
  • コンセプト

    毎日の生活の中で時間がなく忙しい人でも、頑張りすぎずこだわりのある豊かな暮らしを。 現在の日本の平均世帯数が2.47人と3人を切っているデータから「子供のいない夫婦」を想定した。 白とダークトーンを基調にスタイリッシュな雰囲気の居心地の良い空間を設計した。

<まなび、あそび、やわらぐ家> -リノベーション部門-

柴田 恋(2回生)、清水 彩名(2回生)、那須 知世(2回生)、安村 佳奈(2回生)
  • コンセプト

    小さな子供を持つ夫婦を想定し、子供の感性や表現力の発達だけでなく、親とともに楽しめることをテーマにした空間づくり。 ”ふれあいをとおして成長の一瞬一瞬を共有できる家族でありたい” そんな願いを叶え、家族みんなが一緒に成長できる家を目指した。

<想いと風を運ぶ家> -リノベーション部門-

田井中 一子(2回生)、中川 実優(2回生)、吉田 優(2回生)
  • コンセプト

    団地の良さである豊かな自然と住民同士の暖かなつながり。 そんな団地の雰囲気を住宅内に取り込み、家の中でも家族の想いをつなぐ。 そして新たに設置した窓を含め住宅内の窓を心地良い風が吹き抜ける住宅を設計した。 夫婦2人が住むことを想定し、将来子供ができた時も子供が幼い間は住むことができるように考えた。

<ゆるやかに つなげ 広がる 暮らし> -リノベーション部門-

辻川 知歩(3回生)、平井 奏圭(3回生)
  • コンセプト

    小学生までの子供を持つ共働きの若い夫婦を想定し、壁でそれぞれの部屋を区切るのではなく襖でわけることで緩やかに空間がつながり、居住者がライフスタイルに合わせた暮らし方を選択することができる。

<土間が繋ぐ暮らし> -リノベーション部門-

髙塚 茉友(2回生)、山下 さくら(2回生)
  • コンセプト

    夫婦2人世帯を想定している。 玄関から続く一室分の土間空間を、アウトドアリビングやギャラリーなどに使用でき、暮らしと遊びの両立を図る。 土間を間に挟むことによって仕切りのない3つの空間が生まれつつ、土間の使い方によって3つの空間に繋がりが生まれる。

<母娘(おやこ)で暮らす部屋> -リノベーション部門-

大西 春樺(2回生)、丹野 一紗(2回生)
  • コンセプト

    母親と娘の2人暮らしを想定して設計した。仕事と家庭を両立しなければならない母親と、そんな母親に育てられ成長してゆく娘。2人がどの部屋にいてもお互いを感じられる空間でありながらも、それぞれのプライバシーを守る空間でもある。 また、お互いがお互いを支え合いながら暮らしていける、そんな空間になるよう家事動線や部屋の繋がりを工夫した。

<感じられる暮らし> -リノベーション部門-

丸谷 菜摘(3回生)
  • コンセプト

    団地というとどのような印象を持つだろうか。狭い、居住者の高齢化といったデメリットがある一方、自然が多い、人とのつながりといったメリットも挙げられる。こういったことから、双方を活かし、より良い新たな住み方を提案する。 設計するにあたって、職住一体型の2人暮らしを対象とする。昨今の働き方の見直しで職住一体型の需要が高まりつつあり、団地という場に新たな住み方を実現できると考えたためである。そして働く、住むだけの場とならないよう、人が集い様々ことが感じられるような空間を提案する。

<格子で暮らす> -リノベーション部門-

中津 彩花(2回生)、樋口 明里(2回生)、水城 愛里(2回生)
  • コンセプト

    仕切りを取り除き、格子で柔らかく仕切ることで家族がどこにいても雰囲気を感じられる家を目指しました。リビングやキッチンまでは導き、洗面所やマルチスペースへの視線は遮ることができるように格子の角度にこだわりました。

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