街に、ルネッサンス UR都市機構

松本泰生先生 講演会&フィールドワークを開催

テーマ

東京の地形は三陸海岸同様に極めて複雑な地形である。東京は江戸時代よりこの複雑な地形を活かして都市形成されてきた歴史がある。

近代になり地形は単に高低差として認識されているが、今後の東京の都市計画、都市景観、都市開発を考えるうえで地形は極めて重要な要素であることから、東京の地形の専門家から東京の地形の基礎知識を学び、地形と景観との関係に応用するものである。

第1回講演会「東京の地形を知る」

平成26年2月13日15:00~17:00 東日本都市再生本部会議室(新宿アイランドタワー13階)

講師としてお招きした早稲田大学理工学術院客員講師の松本泰生先生は、東京の地形のスペシャリストです。講演会では、武蔵野台地の形成やその変遷について歴史を織り交ぜながらわかりやすく説明していただきました。

講演会会場の様子

第2回フィールドワーク「東京の地形を体感する」

平成26年2月26日14:00~17:30 虎ノ門→愛宕→六本木での解説付き地形見学会

第1回の講義を踏まえ、第2回のフィールドワークでは、東京の地形を実際に歩いてみることでその複雑さを体感しました。参加者は専用レシーバーを装着し、霞が関のコモンゲートから麻布十番駅までの約5.6kmの道のりを松本先生にガイドしてもらいながら歩きました。現在の地図、地形図、そして江戸時代の地図を見比べながらのウォーキングは楽しく、あっという間の3時間でした。

フィールドワークの様子

講師紹介

松本泰生(まつもとやすお) 氏

プロフィール
早稲田大学理工学術院 客員講師、都市計画家、階段研究家
1966年静岡県生まれ。91年早稲田大学理工学部建築学科卒。同大学院博士課程、助手を経て、現在、同大学客員講師を務める。
在学中から東京都心部の斜面地の景観に関するフィールドワークを行い、その一環として階段を調べ始め、都市の階段研究における第一人者である。
著書「東京の階段」には、厳選した都内の名階段126か所を掲載。豊富な写真や資料とともにその土地の由緒や周辺の風景、散策の楽しみ方など「東京の階段」の魅力がつづられている。その他、ブラタモリの案内役や東京スリバチ学会などに参加。

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