街に、ルネッサンス UR都市機構

特集 つながる ひろがる 復興するまちを訪ねて4 福島県いわき市(1)

URPRESS 2014 vol.41 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス

福島県いわき市
待望の仮設商店街「とよマルシェ」が誕生。地域住民の希望の光に!

美空ひばりの「みだれ髪」にも歌われた、いわき市の塩屋埼灯台。
この風光明媚な灯台周辺の地域が津波で甚大な被害を受けてから4年、ついに住民待望の仮設商店街が開店した。

豊間と薄磯地区では高台移転のための宅地造成工事が進められている。

地域住民でにぎわう交流・憩いの場に

太平洋に面した塩屋崎(しおやさき)灯台の北側に広がる「薄磯(うすいそ)」と、南側に広がる「豊間(とよま)」。観光と水産加工業が主産業の両地域は、あの日、8メートルを超える津波に襲われ、9割近い家屋が全半壊した。いわき市と協力協定を結んでいるUR都市機構は、大きな被害を受けたこの地域の復興まちづくりを支援。高台移転のための市街地整備や海側の防災緑地の整備を進めている。
その豊間で話題となっているのが、1月に県道沿いにオープンした「とよマルシェ」だ。ミニスーパーに鮮魚店、宿泊&食事処、ラーメン店の4店舗が入居した復興仮設商店街で、地域住民の買い物、交流の場としてにぎわっている。

「とよマルシェ」の開店にあたっては、UR都市機構も協力。もともと事業者が少ない地域にあって、「商店を再建したい」という声、また住民の生活利便施設を求める声の高まりを受けて、UR都市機構いわき復興支援事務所長の佐藤秀城は、なるべく少ない負担で再建できる方法の調査に尽力。そして提案した中小企業基盤整備機構の助成制度が、開店への第一歩になった。
「我々の仕事は宅地を整備したら終わりではありません。まちに人々が戻って来るためには何をすべきかを考え、並行して進めていく必要があるのです」
そのためのコーディネート役も大切な仕事だと佐藤は語る。

ぽおいしいものがいっぱいの東北へ行こう! From 宮城県 福島県 岩手県

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