夏祭りが復活!
団地にまちに笑顔が咲いた
今年の夏は、久しぶりに団地やまちに夏祭りが復活。子どもたちの歓声や、たくさんの笑顔が各地で見られ、思い出に残る夏の1ページが刻まれました。
日の里まつり
日の里地区/福岡県宗像市
8月17日(土)、18日(日)

日の里団地と日の里一丁目団地がある日の里地区。この地でお盆過ぎの土日の恒例行事となっているのが「日の里まつり」だ。ニュータウンと団地建設により急激に人口が増加したため、新旧住民が触れ合えるようにとの住民の発案で1976(昭和51)年にスタート。コロナ禍の2年休止を経て、今年で47回目を迎えた。今では2日間で約2万人が集まるほど、地域を挙げた一大イベントに発展している。
会場は日の里一丁目団地内広場とJR東郷駅の駅前広場。今年は昼間は地元の子どもたちによるパフォーマンスなどのステージ、クマの遊具などの子ども向けブース、はしご車による消防救助訓練、夜は盆踊りと内容も盛りだくさん。地元住民による屋台なども大盛況で、多くの人でにぎわった。



高森台夏まつり
高森台団地/愛知県春日井市
7月27日(土)
これまで団地自治会主催で45回以上続けてきた高森台団地の夏まつりだが、コロナ禍の3年間、中止を余儀なくされた。自治会役員や住民らの高齢化もあり、コロナ後、自治会主催の運営は難しいと判断。URの協力を得て開催するようになって今年で2年目だ。中部大学も協力し、ブースを出した。夜は盆踊りも行った。URの若手職員や住まいセンターも店を出し、こぢんまりとしたなかにもあたたかな祭りが復活した。



釜石よいさ
岩手県釜石市
9月15日(日)
33回目を迎えた「釜石よいさ」は、1987年、製鉄所の高炉が操業を停止し、活気が失われつつあった釜石を盛り上げようと始まった。その後、震災からの復興、コロナ禍を経て、昨年からは鵜住居(うのすまい)復興スタジアムを舞台に開催。参加者は「よいやっさ~!」の掛け声とともに「釜石よいさ」を元気よく踊る。今年は幼稚園や小学校、企業など18団体が参加。フードコーナーや縁日コーナーも設けられ、会場全体がフェスのような雰囲気で、幅広い世代が楽しんでいた。



【菅野健児=撮影】
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