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URPRESS 2021 vol.66 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]


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史跡公園と一体となった防災公園
「安満遺跡公園」が全面オープン!

2019(平成31)年3月に一部開園した大阪府高槻市の「安満遺跡公園」が、今年3月に全面開園しました。

ここは京都大学の農場があった場所ですが、その地下には弥生時代の環濠集落跡を含む遺跡が眠っています。高槻市、京都大学と跡地活用の協定を結んだURは、大学の農場移転を支援するとともに、高槻市の史跡公園と一体となった防災公園の整備を行ってきました。

この公園のコンセプトは「市民とともに育てつづける公園」。市民メンバーがやってみたいプログラムやイベントを開催するなど、市民の力を生かした新しい公園づくりを進めています。広々とした芝生の原っぱは、密を避けて過ごせると、市民の皆さんに好評です。

もちろん広域避難地としての防災機能を備え、災害時に臨機応変に活用できるオープンスペースも確保。貴重な弥生時代の遺跡の保存・活用も行われています。

場所は阪急高槻市駅から徒歩10分、JRの高槻駅からも近く、まさに市民の憩いの公園です。
新たに開園したエリアにある「ふわふわドーム」は、初日から子どもたちに大人気。

島根県の江(ごう)の川流域の
河川整備とまちづくりを推進

島根県と広島県を流れる一級水系である江の川は、中国地方最大の河川です。この流域は、2018(平成30)年7月と、20(令和2)年7月の豪雨で河川が氾濫したほか、過去にも幾度となく水害に見舞われています。

URは今年4月に、中国地方整備局・島根県・広島県と流域の市町で構成される江の川流域治水推進室と覚書を交換。堤防や宅地かさ上げなどの河川整備と、土地利用規制や集団移転など、一体的な推進に向けた技術的支援を行うことになりました。

今年度は各市町の課題や現状を踏まえたマスタープランの策定を支援し、今後も地元に寄り添ったサポートをしていく予定です。

覚書を交換したURの中村災害対応支援室長(左)と江の川流域治水推進室の大久保雅彦室長(右)。

国交省関東地方整備局と
「災害対応の連携に関する覚書」を交換

国土交通省関東地方整備局とURは、首都直下型地震をはじめとした大規模災害が発生した場合の早期復旧のために、平時の準備や災害発生時の対応において連携することを目的として、5月18日に覚書を交換しました。

覚書には、平時より防災に関する訓練や情報共有等について協力することや、地震や台風等による被害が発生もしくは予想される場合は相互に連携して、収集した情報の共有等を行い対応することなどが盛り込まれています。

今後も関東地方整備局と連携して防災力の向上と災害対応に取り組んでいきます。

Web会議にて覚書を交換した関東地方整備局の藤田正統括防災官(左)とURの中村災害対応支援室長(右)。

高知県黒潮町と
津波災害からまちを守る協定を締結

URと高知県黒潮町は、今後発生する可能性のある南海トラフ巨大地震等への備えとして、黒潮町の津波防災まちづくりを推進する連携協力協定を締結しました。これは、URが自治体と締結する協定としては、高知県内で初めてとなります。

今後、URと黒潮町は、事前復興まちづくり方針や、浸水想定区域にある宅地などの移転の受け皿となる高台造成、災害に強い安全・安心なまちづくりの推進などについて、連携して取り組んでいきます。

5月26日に黒潮町役場でリモート形式で行われた締結式。
空から見た黒潮町。
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