団地には「子どもの笑顔」が一番 左近山団地(3)
1.左近山団地 神奈川県
祭りの開催で地域がまとまり団地が元気になってきた
生活の足に超小型モビリティを運用
団地内では、日産自動車とUR都市機構が提携して電気自動車「超小型モビリティ」のカーシェアリングの可能性を検証する、実験的な運用も始まった。「ほっとさこんやま」前を含む2カ所に超小型モビリティ5台を配備。普通免許があれば、原則、簡単な講習を受けて誰でも登録でき、利用料などはカードで管理する。小回りがきき操作も簡単なので、近所への買い物などの手軽な足として期待されている。
数々の新しい取り組みのなかで模索する明日への道。祭りのにぎわいと人々の笑顔が示す可能性を信じて、左近山団地の取り組みは続く。
Column 「イケアとURに住もう。」 で団地生活をおしゃれに!
シンプルテイストのインテリアで、若い世代を中心に人気を誇るイケア。左近山団地では、イケアとUR都市機構がリデザインした住戸12戸を賃貸に供している。
機能的なイケアのキッチンを備え、白木調のフローリングに壁を白でまとめた明るいLDK。襖や仕切りを取り去ったクローゼット風スペースを備えた和室など、オシャレで快適な住まいだ。若い夫婦を中心に人気が高いイケアのキッチン付き住戸を今後、さらに増やしていく予定だ。
【西上原三千代=文、青木登=撮影】
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