街に、ルネッサンス UR都市機構

団地には「子どもの笑顔」が一番 左近山団地(1)

URPRESS 2014 vol.42 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

1.左近山団地 神奈川県
祭りの開催で地域がまとまり団地が元気になってきた

完成から47年たち、少子高齢化が進んでいる左近山団地。
団地自治会や商店会、地元の“おやじ”たちが中心になって月に1回、
子どもたちが参加できる祭りを開催。まちににぎわいが戻り始めている。

三輪車レース「S1グランプリ」は「左近山小学校おやじの会」の発案。おやじの会には在校生だけでなく卒業生の保護者も参加している。

28組がエントリー! 白熱のS1グランプリ

「頑張れ、頑張れ!」
「あーっ、抜かれちゃうよ!」
6月のある日曜日、横浜市旭区にある左近山団地。1街区にある左近山ショッピングセンター前の広場は、「S1グランプリ」と称する三輪車レースに沸いていた。

3人1組、リレー制で15メートルほどの周回コースを走るのだが、小さな子どもが大人をすいすい抜き去ることもあって、思わず手に汗握るおもしろさ。コースの周りは、選手の家族や友達はもちろん、歓声にひかれて観戦に来た人たちでいっぱいだ。

S1グランプリは左近山ショッピングセンターが主催し、左近山連合自治会が後援して月1回開いている祭りの一環として行われている。祭りでは他に、商品券が当たる抽選付きの冷やしうどんも販売され、パン屋や洋菓子屋、古道具屋なども店を出して大いににぎわった。

ハーフタイムライブには左近山中学卒業生のバンド「神’S」(ゴッズ)が登場。育ててもらった地域への思いを語りながら歌い続け、盛り上がった。
左近山団地 神奈川県祭りの開催で地域がまとまり団地が元気になってきた
男山団地 京都府団地に生まれたスケボーショップに笑い声が響く
アーバンラフレ虹ヶ丘中 愛知大学と連携して魅力ある団地をつくる
東雲キャナルコートCODAN、シーリアお台場、ハートアイランド新田 東京都少子化とは無縁な人気エリアで子育て世代を団地が支える
千里青山台団地 大阪府「多様性」がキーワード みんなでこれからの団地を考える

UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

UR都市機構の情報誌[ユーアールプレス]の定期購読は無料です。
冊子は、URの営業センター、賃貸ショップ、本社、支社の窓口などで配布しています。

メニューを閉じる

メニューを閉じる

ページの先頭へ