街に、ルネッサンス UR都市機構

ベランダ菜園の楽しみ(1)

URPRESS 2014 vol.38 UR都市機構の情報誌 [ユーアールプレス]

見た目が大事。
眺めて美しく、料理にも重宝!

たなかやすこ
ベランダ菜園の楽しみ1

我が家は駅から徒歩3分の集合住宅。ベランダには20種類以上の野菜やハーブが育っています。

菜園を始めたきっかけは、友人がくれた一房のミニトマトでした。その有機的な美しさに驚き、感動し、生命力にあふれる姿を「絵に描いてみたい」という思いが沸き起こりました。さっそく近所に畑を借り、園芸書を頼りに夢中で野菜づくりを開始。その3年後、植物の成長過程をより身近で観察したくて、ベランダ菜園をスタートしました。

ベランダ菜園で、初心者におすすめなのはハーブや細ネギ、今回紹介するミニチンゲンサイなどです。これらは丈夫で失敗が少ないだけでなく、「お料理の際に、ちょっとあると重宝するもの」でもあります。お弁当作りの途中で、「ここにちょっと緑がほしいな」と思った時にも、新鮮な葉がすぐに手に入るので本当に便利です。

また、ベランダ菜園は部屋から眺めて美しいかどうかも重要なポイントですから、畑のように収穫を期待して単一のものを作るのではなく、さまざまなものを少しずつ植えて楽しむほうがしっくりきます。その点おすすめなのは寄せ植え。ハーブと野菜、花と野菜などの寄せ植えは、見て美しく、草花の栽培のように気軽に始められます。植物を組み合わせることで土中の養分バランスの偏りも減って、丈夫に育つのも魅力です。

菜園を始めたきっかけは、友人がくれた一房のミニトマトでした。

育ててみようミニチンゲンサイ

暑さ寒さに強く、初めての方にも育てやすいミニチンゲンサイ。種をまいてから40日ほどで食べられます。

step1

コンテナ(プランター)に鉢底石を敷き培養土を入れ、種をまく前に土に水をたっぷり含ませる。深さ1センチの溝に5ミリ間隔で種をまき、土をかぶせる。

step2

土が乾いたら霧吹きで水をやり、発芽したら日当たりのよい場所に置く。本葉が出たら込み合っているところを間引く(間引いた芽も食べられる)。乾燥ぎみに育てる。

step3

本葉が5、6枚に育ったら(写真左)、根を切らないようにそっと掘り起こし移植するとよい(写真右)

本葉が5、6枚に育ったら(写真左)、根を切らないようにそっと掘り起こし移植するとよい(写真右)。
空き缶などに移植すると、ちょっとしたプレゼントに重宝する。缶切りで底に6か所程度穴を開けること。

step4

ミニチンゲンサイは暑さに強く移植にも強い。 間引きながらコンテナで食べごろまで育てるとこんな感じ。ミニチンゲンサイは暑さに強く移植にも強い。ぜひチャレンジしてみてください。 田中 淳=撮影

背丈が8センチ程度に育ったら食べごろ。種まきから食べごろまで約40日。アルミホイルで包んで蒸し焼きにするなど、姿を生かした調理法がおすすめ。

プロフィール

たなかやすこ

イラストレーター、ガーデニングクリエイター。
1957年北海道小樽市生まれ。著書に『とれたての幸せ。はじめてのベランダ菜園』(集英社)、『おいしいベランダ菜園 シンプル&エコに育てる』(家の光協会)ほか。

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