街に、ルネッサンス UR都市機構

三宮クロススクエア東地区(神戸市中央区)

エリアマネジメント活動

概要

 昨今のまちづくりでは、建物や公共施設を整備(つくる)することに加え、その後の管理運営・利活用(つかう)の取組がますます重要視されてきています。URが関係者と協力して推進する三宮の再整備事業では、民間事業者や行政等の多様な関係者が協働し、ハード整備とあわせて、地域の持続的な価値向上を実現する「エリアマネジメント※」の活動に取り組んでいます。
URは、地権者の一員として主体的に活動を主導するとともに、神戸市が目指す広域的なエリアマネジメント組織の組成・活動の強化に向け、まちづくりのプロフェッショナルとして全国で培った知見を活かし、戦略立案や周辺関係者との合意形成等のコーディネーターとしても神戸市の政策支援を行っています。

※「エリアマネジメント」…地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み

&3パーク

「&3 PARK」は、えきまち空間整備構想の将来像を体現し、JR三ノ宮駅南側のにぎわいを創出するため、2022年4月から2023年5月まで、新駅ビル整備敷地を暫定的に活用してオープンしました。
URは、敷地の地権者として、神戸市、JR西日本、株式会社神戸新聞会館と共に「JR三ノ宮駅前にぎわい創出実行委員会」を設立し、憩いと賑わいを両立する場づくりを行いました。
300m2を超える広大な人工芝の空間にキッチンカーやコンテナショップが日替わりで出店し、駅前に居心地の良さと新たなにぎわいを創出したメインエリア、駅0分という立地でおしゃれな立ち寄りスポットとして人気を博した飲食エリア、神戸が持つ様々な魅力を集め発信したプロモーションエリアの3エリアで構成し、新たな神戸暮らしのワンシーンを演出しました。この暫定活用で得られた知見や利用された皆様の貴重なご意見を、新駅ビル及びクロススクエア歩行者空間の整備に活かしていきます。

※現在は終了しています。

駅前
駅前2
駅前3

サンノミヤシティピクニック

JR三ノ宮駅周辺の法人地権者が中心となって設立した「神戸三宮「えき≈まち空間」にぎわいづくりプロジェクト実行委員会」にURも参画・協賛を行っています。
2021・2022年度には、実行委員会が主体となって、社会実験イベント「サンノミヤシティピクニック」が開催されました。イベントでは、神戸の地元企業や個人の方による飲食ブースの出店、学生による吹奏楽等のステージ、神戸を拠点とするプロスポーツチームのトークショーなど、神戸の魅力が凝縮され、来場者の方から多くの好評の声をいただきました。
今後も定期的に社会実験イベントを実施し、神戸ローカルな魅力の発信と、地域経済の活性化、にぎわいの創出に取り組んでいきます。

  • 2021年開催の様子の写真2021年開催の様子

  • 2022年開催の様子の写真2022年開催の様子

サンキタ

2021年度に整備された阪急神戸三宮駅前東口北側に広がるサンキタエリアでは、公民様々な主体で構成されたエリアマネジメント組織「サンキタ実行委員会」が中心となり、広場や通りを活用したイベントを実施し、にぎわいの創出と地域課題の解決に取り組んでいます。
URは、オブザーバーとしてサンキタ実行委員会に参画し、広場利用のルールづくりや法人組織設立に係るアドバイス、市民有志による清掃イベント「サンキタブラッシュアップ」の企画開催など、様々な面で地域まちづくりのお手伝いをしています。

さんきた1
さんきた2
さんきた3

※「ほこみち制度」…【国の定義を記載する】
サンキタエリアは、ほこみち制度活用の先進事例として、全国から注目を集めています。
サンキタ広場とサンキタ通りの沿道がほこみち区域に指定され、その占用主体としてサンキタ実行委員会が位置付けられています。サンキタ広場では、三宮の北側の玄関口として、にぎわい創出と文化発信のイベント実績を積み重ねるとともに、交通管理者である警察と丁寧な協議を重ね、広場の運用ルールを策定、2023年7月から広場の一般利用貸しを開始しました。また、阪急神戸三宮駅の商業施設「EKIZO」では道路に面する飲食店がオープンテラスを実施し、神戸三宮の新たな暮らしのシーンとなっています。

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