街に、ルネッサンス UR都市機構

徳島県美波町

南海トラフ巨大地震に伴う津波被害に対する事前防災の取り組み

徳島県美波町について

  • 人口約6,200人(2022年4月時点)。
  • 企業のサテライトオフィス誘致に取り組んでおり、町内のサテライトオフィスは、県下最多の21社(2022年4月時点)。
  • 活気あふれるにぎやかな町であり続けることを目指し、「にぎやかそ(にぎやかな過疎の町)」をまちづくりのキャッチフレーズとして定める。
  • 防災拠点施設の整備や、災害時の通信遮断に対応した「止まらない通信網」整備など、災害対策を積極的に実施。
位置図
美波町日和佐地区

徳島県美波町におけるURの取り組み

津波まちづくり・地方都市再生の推進に向けた協定の締結(令和3年4月)

平成30年3月で美波町とURとの間で締結した津波まちづくりの推進に向けた協定を更新

〈協定における主な取り組み〉
・美波町が行う高台整備への技術的な助言等を通じた津波、防災まちづくりの推進 
・南海トラフ巨大地震に対応した、事前復興まちづくりに関するURの知見の提供
・URが設置したサテライトオフィスを活用した地方都市再生の推進

協定締結式の様子

高台整備に関する技術支援

東日本大震災の復興支援事業やこれまでの事業で培ったノウハウを活かした技術的支援

・公園の位置や道路の線形見直し等の提案
・事業に係る各種工事・業務を円滑に進めるための工程検討へのサポート
・JR線に近接することに伴う影響の確認やJRとの協議方針の提案
・仮設住宅の配置計画について、多層型も含めた配置案の検討等

高台整備イメージ(美波町提供)

津波防災まちづくりに向けた取組み方策の検討

美波町の取組みや他の事例等を踏まえ、機構の復興支援業務でのノウハウ等を加味した具体的方策の検討
・美波町の様々な取組みについて全体像の把握、見える化の実施
・取組みに係る課題や他の事例等を踏まえた取組み方策の検討 等



地方都市再生の推進に向けた支援

「津波まちづくり・地方都市再生の推進に向けた協定」に基づく活動を行うことを目的として、
URは美波町日和佐地区の古民家をリノベーションし、サテライトオフィス(通称「うみがめラボ」)を令和3年11月に開設。

美波町の地元住民、企業、各種団体と連携した地域経済の活性化や事前防災に関する取り組みの試行をする場として
うみがめラボを活用する。

うみがめラボ正面玄関

お問い合わせ

独立行政法人 都市再生機構 西日本支社 都市再生業務部

〒530-0001
大阪市北区梅田一丁目13番1号
大阪梅田ツインタワーズ・サウス21階
TEL:06-4799-1172

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