UR都市機構

結果発表

たくさんのご応募ありがとうございました。
応募作品数375作品(フォト354作品/スケッチ21作品)の応募作品の中から厳正な審査の上、復興の歩み大賞(フォト)1作品 復興の歩み大賞(スケッチ)1作品 復興の歩み賞(各審査員賞・UR都市機構選)6作品 入賞15作品が決定いたしました。
後日、応募者の皆様に作品集の送付を予定しております。

審査員(敬称略)

  • 池邊 このみ氏
    (ランドスケープ プランナー)

  • 池本 洋一氏
    (SUUMO編集長)

  • 一之瀬 ちひろ氏
     (写真家)

  • キン・シオタニ氏
     (イラストレーター/文筆家)

  • 西田 司氏
     (建築家)

復興の歩み大賞

「再会」

撮影場所:宮城県仙台市
三浦 玲華さん

小学校の黒板をメッセージボード代わりに使っていました。また再会しようというようなコメントも多く幼少期からの繋がりを感じさせられました。

<審査員コメント 西田 司 氏>
何気ない黒板に書かれた文字に目をとめてシャッターを押したであろう一枚。再会というタイトルの表すように、震災が止めた時間を動かしていたのは、入れ替わりこの場所にきてメッセージを書いた子ども達だ。斜光の効果も相まり、そこに積み重ねられた時間の余韻を想像させ、積み重ねられた時間の奥行きを感じた。

復興の歩み大賞

「共に歩む」

描いた場所:宮城県石巻市
久保 安加莉さん

昔から馴染みのある旧観慶丸商店。震災当時 津波の被害も受け、しばらく一階部分にオレンジ色の板が貼られていたのが印象的だった。修復工事を経て、アートイベント等の文化発信の拠点として、積極的に活用されている姿を見ると、とても頼もしく思う。これからも石巻をこの場所から末長く見守っていてほしい。

<審査員コメント キン・シオタニ 氏>
出展作品の中で唯一の油彩画で、街に古くからある観慶丸商店の重厚な佇まいを、「震災後に修復工事をへて、石巻の文化の発信拠点として頼もしく思える」という作者のコメントがよく表れている作品だと思いました。僕はこの場所を知らなかったのですが、この作品を見て、実際に行ってみたくなりました。

復興の歩み賞

復興の歩み賞(池邊 このみ選)

「市街地一望」

撮影場所:宮城県仙台市
相原 徳さん
  • 日々のサイクリングコースの途中に井戸浦から仙台市街地を一望の風景です。震災時、周辺は、なにもかも無の状態でしたが、防潮林の植樹も終え、年月を重ね松林の成長を、正面の仙台大観音様が見守っています。この地から、市街地が一望できなくなる日が完全復興?と思うときでした。
  • <審査員コメント 池邊 このみ 氏>
    井戸浦からの眺めが、再生された防潮林の植樹により、一変した新しい風景です。居久根とは異なりますが松林の生長により、一面が緑になる日が待つ気持ちが伝わります。正面の仙台大観音様や少し雪をかぶった山々に囲まれた美しい松林、その成長を日本中の人達が見守っています。

復興の歩み賞(池本 洋一選)

「7年ぶりの歓声」

撮影場所:福島県いわき市
遠藤 清作さん
  • いわき市の薄磯海水浴場で東日本大震災の津波で被害の大きかった同海水浴場が7年ぶりの海開きとなり、塩屋崎灯台を望む県内屈指の景勝地に親子連れや若者の歓声がようやく戻ってきた様子を捉えました。
  • <審査員コメント 池本 洋一 氏>
    あ、そうか。いわきはフラガールのロケ地だったか。震災からしばらくその写真や映像を見ることがなかったから少し忘れかけていた。屈託のない若い女子たちのこの1枚からは「せーの、いぇーい」という声が聞こえてくる。元気をもらいに、久しぶりにいわきに遊びに行こうかなと感じさせる「観光促進効果」もある作品だ。

復興の歩み賞(一之瀬 ちひろ選)

「海の方を見て何を思う」

撮影場所:宮城県仙台市
渡邉 啄磨さん
  • 震災遺構の荒浜小学校での風景です。2階の窓から海の方を見る5歳の孫を撮りました。この子にすれば初めて目にする風景です。すっかり瓦礫がなくなり、一面は緑に覆われています。防波堤が奥に見え、左手の方には避難の丘もあります。しかし、町としての風景は、まだ先のように思えます。
  • <審査員コメント 一之瀬 ちひろ 氏>
    震災から7年が経とうとしている今、新たな未来を描きたいと願う復興への想いとそれでも残り続ける震災の記憶の生々しさは、お互いが複雑に絡み合っていて、その心情は一言で語れるものではないと思います。この作品には震災で倒壊した小学校の建物、津波のため更地となった土地、そこに新たに現れた草原、震災の経験を持たない5歳の少女、といった、異なる時間軸を持つ要素が重ね合わされるように映し出されていて、これはとても写真的な行為だな、と感じました。撮影者の切り取った一枚の写真から、毎日私たちが目にする何気ない景色も、本当は簡単に理解することが難しい複雑な要素のつながりで成り立っていることに気付かされます。

復興の歩み賞(キン・シオタニ選)

「一本まつとクレーン車」

描いた場所:岩手県陸前高田市
菅原 ゆいさん
  • 一本まつよりクレーン車の方が高く見えました。一本まつへのみちはフェンスだらけで、まがりくねっていてとおかったです。
  • <審査員コメント キン・シオタニ 氏>
    7歳の子が描いてくれたこの絵には大人にはできない、心で描いた作品で、何回も重ね塗りした色鉛筆から楽しんで絵を描く様子が伝わってきます。そしてコメントの「一本松よりクレーン車の方が高く見えました」という文と女の子の笑顔からこれから先への気持ちを勝手ながら感じ取りました。

復興の歩み賞(西田 司選)

「明日もまた「ココ」で」

撮影場所:宮城県石巻市
日野 大さん
  • トヤケ森山(馬っ子山)からの風景です。
    石巻を一望できる「ココ」は石巻に来る時は必ず立ち寄る場所です。のどかな景色と復興の様子、そのどちらも見ることができます。明日もまた「ココ」で。
  • <審査員コメント 西田 司 氏> まちを見下ろすアングルの先に広がる石巻の復興。空と大地に切り取られたこの場所からの風景は、季節や時間とともに刻々と変わっていく。日常的に暮らしているまちを、ちょっと俯瞰してみると、自然の移ろいとともに復興の移ろいがあわせて感じられる構図が素晴らしい。タイトルの(明日もまた「ココ」で)に込められた、未来への期待に共感した。

復興の歩み賞(UR都市機構選)

「7年目の航空祭」

撮影場所:宮城県東松島市 相沢 開さん
  • 地元の人をはじめ、全国から4万人以上の来場者を迎え、震災から7年ぶりに松島基地の航空祭が執り行われた。晴れ渡った、抜けるような青空にブルーインパルスのハートがとても綺麗で、来場者も大満足の一日となった。
  • UR都市機構の職員投票により最多得票を獲得した作品です。

入賞

「みんなの力で」

撮影場所:宮城県東松島市
佐々木 均さん
  • 東松島市で5月に行われる年に一度のこいのぼり、全国から集まったこい。感謝、感謝、みんなで力を合わせて上げていました。

「全線復旧」

撮影場所:岩手県釜石市
菅野 照晃さん
  • 震災直後の被災状況を見て、復旧は何十年も先になるだろうと思われた三陸鉄道が、3年で全線復旧の日を迎えた。この日の朝、南リアス線の唐丹駅付近へ行き、満員の一番列車を見送った。

「希望の橋」

撮影場所:宮城県気仙沼市
村上 淳さん
  • 震災で外部との交通が遮断された気仙沼市大島に、待望の橋が仮設された。地元大島の人をはじめ、たくさんの人が見守る中 大型サルベージ船に運ばれていく希望の橋、大島出身の私も感慨がひとしおだった。一日でも早く通行できることを切に願っています。

「薄暮を彩る」

撮影場所:宮城県石巻市 渡邊 興次さん
  • 薄暮の時間帯にこだわり、その色と灯籠の位置、ボリューム感に気を使いました。毎年のお祭りですが、やっと元にもどったような気がします。

「紅葉を往く」

撮影場所:岩手県宮古市 太田 誉さん
  • 三陸沿岸復興道路の完成がいよいよ間近かに迫った。小山や谷を削ったり、埋めたり。これまでの大工事を目の当りにして驚きと感動を受けることばかりだった。大型重機の力に依るところが大きいが、なかでもダンプトラックの活躍は素晴しいの一語につきる。そんなダンプトラックを紅葉をバックに捉えてみた。

「毛嵐の海」

撮影場所:宮城県本吉郡南三陸町
遠藤 正弘さん
  • 志津川湾では今朝はマイナス-10度まで気温が下がり、毛嵐が大発生して日の出と供に働く漁師さんの姿に感動を与えています。痛い寒い中 気温に動じない姿が、東日本大震災から復興をとげた姿とダブって見えてきます。海は東日本大震災では大津波で牙を向いたが、漁師という海の仕事と向き合いながら自然の仕事と向き合う姿が心を打たれます。

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