入賞

入賞

「希望の橋」
震災で外部との交通が遮断された気仙沼市大島に、待望の橋が仮設された。地元大島の人をはじめ、たくさんの人が見守る中 大型サルベージ船に運ばれていく希望の橋、大島出身の私も感慨がひとしおだった。一日でも早く通行できることを切に願っています。
「紅葉を往く」
三陸沿岸復興道路の完成がいよいよ間近かに迫った。小山や谷を削ったり、埋めたり。これまでの大工事を目の当りにして驚きと感動を受けることばかりだった。大型重機の力に依るところが大きいが、なかでもダンプトラックの活躍は素晴しいの一語につきる。そんなダンプトラックを紅葉をバックに捉えてみた。
「明日又頑張ってネ」
被災地は防災、減災の盛土、かさ上げが急ピッチで行なわれている。威力を発揮しているのは大量に投入された土木重機とダンプ。一日の作業を終えた重機等がヤードに戻りメンテナンスを受け明日に備える。月光の下、整列した重機群は頼もしく見える。
「美味い湯気 -うまいゆげ-」
私は今年の2月に初めて大学の友達につられ宮城に行きました。震災の影響を受けていたときく友達の故郷、そこで開催されていた加美町の鍋まつり。辺り一帯に美味しい湯気を沸き立たせ、熱い汁を食べる人々、街が活気に満ちてる様子を体感しました。
「おかえり 福島の魚」
近くのスーパーに、久しぶりに福島県で水揚げされた魚が販売されていました。震災後、全然みかけなかった福島の魚でしたが店頭に並んでいるマコガレイを見て、嬉しく思いました。
「静かな海」
あの日から7年。毎年 千葉から来る孫も高2になりました。孫はよく単車で来ましたが海岸をなんとか来た時です。私達よりショックと思いましたが、来ると港にいっています。出崎埠頭に出かけた時しばらく海を見ていた様子に絵になりそうなので、そっといそいでスケッチしました。何を思っていたのか?