行政・大学と連携した長寿社会のまちづくり 豊四季台/千葉県柏市
拠点化事例:豊四季台/千葉県柏市
地域医療福祉拠点化に取り組んでいる団地
「高齢者社会の安心で豊かな暮らし方・まちのあり方」を議論し、実践することを目的に、柏市、東京大学高齢社会総合研究機構、UR都市機構の3者で研究会を発足しました。
団地内に誘致したサービス付き高齢者向け住宅や在宅医療拠点よりサービスを提供することで、24時間対応の地域包括ケアシステムの構築、最新の国の政策を具現化するモデルの実現を目指しています。
- ※掲載している内容は、令和2年10月末時点の情報です。
【関係者との連携体制】
【特徴的な取組み】
多様な施設の整備
団地再生事業で生まれた敷地に、サービス付き高齢者向け住宅と在宅医療・看護・介護サービス施設、子育て支援施設を併設した複合拠点や、地域医療連携センターを誘致し、いつまでも在宅で安心して生活できる環境を支えています。
※コミュニティ食堂も整備予定。
支えあい会議
柏市が20地域(日常生活圏域)に設置した柏市地域支えあい会議のうち、豊四季台地域支えあい会議では、地域の関係者と共に柏市・東大・URが協議を行い、生活支援サービスの充実に向けた地域住民の支援(システム構築)方策の検討を行っています。
コミュニティ食堂(※)・高齢者の生きがい就労 (※整備予定)
団地内の敷地にコミュニティ食堂の誘致を計画中です。高齢者の欠食防止、コミュニティ形成の場としての機能が期待されています。また、保育・子育て支援・福祉サービス等の事業で、高齢者の方が地域で活躍出来る場を設けています。市内の延べ200名以上の高齢者が就労し、「生活に張りが出来た。」「たくさんの人と関われてうれしい。」等の声があります。
写真提供:柏市豊四季台地域高齢社会総合研究会