社会課題を、超えていく。 UR都市機構

豊島区造幣局地区(東京都豊島区)

豊島区造幣局地区の航空写真

IKE・SUNPARK等の整備による地域の防災性向上と賑わいの創出
Project Data
所在地
東京都豊島区東池袋4丁目
区域面積
約3.2ha(防災公園区域1.7ha、市街地区域1.5ha)
事業手法
防災公園街区整備事業
施行者
独立行政法人都市再生機構

まちづくりの背景  

造幣局地区には、もともと独立行政法人造幣局東京支局があり、昭和14年から貨幣や勲章の製造等が行われていました。昭和40年後半から当地区の公園化に関する様々な検討や要望活動が継続して行われ、支局の移転を契機に、大規模土地利用転換が図られることになりました。​
当地区は面積約3.2haの広さを持ち、西側には東京北西圏のターミナル拠点である池袋駅を有する池袋副都心、東側には木造住宅密集地域が隣接しています。その立地特性から災害に強く文化と賑わい創出する活力ある市街地の形成を図るため、豊島区とURが連携し、防災公園街区整備事業による防災公園区域と市街地区域が一体となったまちづくりを進めています。​

プロジェクトの概要

土地利用の方針​

災害時における地域住民の迅速な避難行動に対応し、木造住宅密集地域からの延焼遮断機能を発揮するため、地区の東側に面積1.7haの防災公園区域を配置し、池袋副都心に面した西側に面積1.5haの市街地区域を配置しました。さらに、市街地区域では、区域北側(市街地A)に、総合体育場や朋有小学校との親和性を考慮して文化交流機能(教育・研究機関)を誘導し、区域南側(市街地B)に、木造住宅密集地域との連携を考慮して木造住宅密集地域の解消にも資する居住機能を有する賑わい機能を誘導することとしました。

地区整備内容​

1 防災公園区域:約1.7ha​

公募を経て事業者を決定し、防災・賑わいの拠点として、区内最大面積を有する「としまみどりの防災公園(愛称:IKE·SUNPARK)」の整備を行いました(令和2年7月に一部開園、同年12月に全面開園)。また、公園整備に伴い、補助176号線の補助81号線(施行中)への接続に向けた前段階として、補助176号及び特別区道41-340の盤下げ工事等を行いました。

防災公園区域図
IKE・SUNPARKとしまみどりの防災公園​

2020年12月に全面開園したIKE・SUNPARKについて、連携して事業を行った豊島区や日比谷アメニスの方と一緒に取組み概要をご説明する動画です。特徴的な取組みとして、新たな事業体制の導入や、人、モノ、公園、まちを育てる仕組みづくりなどについてご紹介していますので、ぜひお楽しみください。

2 市街地区域(市街地A):約1.0ha

公募を経て東京国際大学を土地の譲受人として決定し、令和2年9月にURから大学に土地の引き渡しを行い、令和5年9月に開校しました。​
4,000人の学生を収容する都市型キャンパスに、日本人学生のみならず世界100か国以上の留学生が学んでいます。​

3 市街地区域(市街地B):約0.5ha

木造住宅密集地域との一体的なまちづくりについて、地元・豊島区・URによる「東池袋四丁目中央地区防災街区整備事業協議会」にて検討が進められています。​
現在は豊島区がURから借地をしており、としまキッズパーク等、地域のための施設として、暫定活用されています。

市街地区域の例

国際アート・カルチャー都市と池袋駅周辺4公園を核にしたまちづくり​

豊島区は、SDGs未来都市として、“まち全体が舞台の誰もが主役になれる”「国際アート・カルチャー都市」を目指す都市像に掲げており、その実現に向け、池袋駅周辺4公園(IKE·SUNPARK、池袋西口公園、南池袋公園、中池袋公園)を核にしたまちづくりを進めてきました。本事業により IKE·SUNPARK が開園し、IKEBUS により4つの公園がつながり連携することで、池袋の新たな交流の場と賑わいが創出されます。​

国際アート・カルチャー都市と池袋駅周辺4公園を核にしたまちづくり​の例

防災性向上や賑わい創出に向けた主な施設や機能等​

防災性向上や賑わい創出に向けた主な施設や機能の説明

防災公園区域(防災性向上)

防災性向上の例(芝生広場)
防災性向上の例(ヘリポート)
防災性向上の例(防火樹林)
防災性向上の例(非常用トイレ)

防災公園区域(賑わい創出)

賑わい創出の例(公園施設)
賑わい創出の例(小売店舗)
賑わい創出の例(ファーマーズマーケット)
賑わい創出の例(IKEBUS停留所)
地域の歴史の継承の例(マンホール、モニュメント)

防災性向上や賑わい創出に向けた事業手法

防災公園街区整備事業​

防災公園街区整備事業は、災害等に対し脆弱な構造となっている都市の既成市街地において、地方公共団体からの要請に基づき、URが工場跡地等を機動的に取得するとともに、防災公園の整備と周辺市街地の整備改善を一体的に実施し、防災性の向上を図る事業です。

防災公園街区整備事業​のフロー図

管理運営を見据えた事業実施体制の構築​

設計や施工、管理運営を行う企業で構成されるコンソーシアムを公募し、選定したコンソーシアムの構成企業との個別契約(協定)により事業を実施することで、管理運営(使われ方)を見据えた設計や施工を実現しました。

管理運営を見据えた事業実施体制の構築​のフロー図

公募設置管理制度(Park-PFI)

公募設置管理制度は、飲食店等の公募対象公園施設の設置と、当該施設から生ずる収益を活用して特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する制度です。
本制度により、設置管理許可期間の特例(最長20年)や建蔽率の特例(10%の上乗せ)などの特例措置が適用可能であり、民間事業者が園内で賑わい創出に資する飲食店などの事業を起こしやすい環境の醸成を図ることができます。

公募設置管理制度(Park-PFI)のフロー図

事業経緯

昭和40年代
造幣局地区の公園化について様々な検討が開始
昭和59年
造幣局東京支局移転促進に関する要望書を提出(豊島区町会連合会 ⇒ 大蔵大臣)
平成2年
大蔵省造幣局東京支局を移転し、その跡地に防災公園設置を求める要望書を提出(豊島区議会・豊島区長 ⇒ 大蔵大臣)
平成25年7月
造幣局東京支局敷地の有効活用に係る確認書を締結(豊島区・造幣局)
平成26年10月
造幣局地区街づくり計画策定(豊島区)
平成27年1月
防災公園街区整備事業の実施を要請(豊島区 ⇒ UR)
平成27年4月
造幣局地区におけるまちづくりに係る協定書を締結(豊島区・造幣局・UR)
平成27年4月
造幣局地区防災公園街区整備事業に関する基本協定書を締結(豊島区・UR)
平成28年1月
都市計画決定(公園、地区計画)
平成28年2月
造幣局東京支局跡地を取得(造幣局 ⇒ UR)
平成29年2月
都市計画事業承認(公園)
平成29年10月
市街地A 土地の譲受人決定(東京国際大学)
平成30年1月
防災公園 事業者決定(日比谷アメニス・都市計画研究所・株木建設・NTT都市開発ビルサービスコンソーシアム)
平成30年3月
補助176号他道路整備工事等委託契約書を締結(豊島区・UR)
平成30年7月
補助176号他道路 工事着工
平成31年5月
防災公園 工事着工
令和元年12月
補助176号他道路 工事完了
令和2年7月
防災公園 一部開園(倉庫棟周辺を除く)
令和2年9月
市街地A 土地引き渡し(UR ⇒ 東京国際大学)
令和2年12月
防災公園 全面開園・開園式
令和4年11月
防災公園 工事完了公告
令和5年9月
東京国際大学開校

その他の事業の紹介

UR都市機構が取り組む都市再生事例をご紹介します。

都市再生事業についてのお問い合わせ窓口

本地区についてのご質問等は、「東日本都市再生本部」へお問い合わせください。

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