入賞

入賞
「ありがとうベルコン」

大谷 桂太さん
朝焼けに浮かび上がるベルトコンベアーのシルエット。 陸前高田市の気仙川にかかる総延長3キロにおよぶベルトコンベアー。被災市街地土地区画整理事業の一環で、山から切り出した土砂を毎日5万5000トンも運び続け平成25年9月にその役割を終える。1年半にわたる大事業を成し遂げたベルトコンベアーに感謝したい。
「強く・元気に・逞しく」

佐々木 均さん
東松島市大曲地区の春の青いこいのぼり、全国からコイが集まり大空を泳いでいます。強く・元気に・逞しく。
「大きな一歩」

石森 文夫さん
海辺に人が戻った。とりわけ子どもの元気は、大人が踏み出す勇気になる。この女の子の一歩は、両親のこれからの大きな一歩になるに違いない。
「復活した相馬野馬追い祭」

坂本 禮三さん
東日本大震災の後、第一原発事故で避難地域に指定され、関係者が避難を余儀なくさせられたため、参加する人と馬の確保が難しく、また、風評により集客が懸念された。しかし、関係者の懸命な努力により事故後2年目から徐々に回復し、4年目の今年は出場馬も450騎を確保、観客は事故前を上回る5万4千人以上の観客が県内外から集まり、盛大に開催された。
「賑わう仮設商店街」

村上 淳さん
気仙沼市の仮設商店街の賑わいです。全国から届いた、手書きのこいのぼりがとても素敵です。このような賑わいが新しい商店街でも続いてほしいですね。
「おうちが建つよ」

遠藤 顕一さん
高校の跡地に復興アパート7階建ての基礎工事が進んでいます。大きなアパートの完成を楽しみに近所の子供達が毎日のように近くで遊んでいます。あたりには、まだ仮設住宅が密集してます。当時のスナップで、子供ながらの待ちわびたアパートの完成の期待をスナップしました。
「希望」

垂 秀夫さん
早朝、宮城県松島で撮影。大地震、津波があったことがまるで嘘かのような、そんな静かな朝でした。日の出が希望を告げているようでした。
「活気もどった気仙沼」

進藤 ヒサ子さん
テレビドキュメント番組を見てびっくり。四年前瓦礫で埋めつくされた港の画像。今はみちがえるように活気をとりもどしていました。かつおが捕れたぞ!なんと力強い響き。思わず拍手、漁師たちの笑顔、笑顔。ここまでたどりつくまでの大変な頑張りと努力を物語っているように思います。
「待ってました!気仙沼のサンマ」

小田 まゆみさん
サンマ船の入港に沸く故郷気仙沼から、走りのサンマが届いた。待ってましたと蓋を開け、キラキラのサンマとご対面。お刺身に塩焼きに、つみれも良いな!骨まで軟らかく炊こうかな・・・。 震災から5回目の秋。故郷の誇りと頑張りを詰めて、今年のサンマもとびきり新鮮、とびきり美味しい!いつもの嬉しい秋がやってきた。
「再び「ひょうたん島へ」」

新田 知沙さん
震災で失われた防潮堤が再建されて、「ひょうたん島」へ再び歩いて渡れるようになりました。温かい希望を感じた瞬間でした。
「小学校と花火と笑顔」

山内 若菜さん
陸前高田市の小学校の復興イベントで、小学生の似顔絵描きボランティアをしていたら、そのうちの女の子の1人が「笑顔の私を描いて下さい」と言ってきた。あの日、私は変わったと思う。震災で傷ついた小学生。何気なく笑う時も、笑える事をとてもありがたく思え、たくましさをいただくことを知った日。女の子は、ちっとも笑っていなかった。
「見送り」

澤口 健治さん
北三陸鉄道復旧全線開通。祝いに駆けつけた東京の市鉄の皆さん。同業者のエールの交換をしているところです。
「笑顔戻る漁港」

櫛桁 允法さん
震災から4年。少しずつ活気や笑顔が戻りつつある漁港の人達を写しました
「激走」

島 宏幸さん
福島県相馬地方に1000年以上伝わる伝統行事、相馬野馬追の一コマ。それぞれに苦難を抱えながら、伝統の継承及び復興への期待を一身に背負って激走する荒武者の姿を目撃した。
「それでも海と…」

安川 洋太さん
塩竈市浦戸の桂島で撮影した一枚。 甚大な津波被害を受けた桂島。そんな桂島の島民の多くは漁業従事者。そして夏期は桂島海水浴場への観光客も島の収入源のひとつ。写真は海岸への道標と、背景には復興工事。 津波を起こした海、しかしこれからも海と共に生活していく島の人々。そんなコントラストを感じた瞬間。