入賞

入賞
「消防車と少女」

菊池 靖さん
三年前の震災で津波から住民を守るために己の職務を全うし殉職した各地の消防団員の方々に感謝の意を込めて撮影しました。昼夜問わず救済活動で被災した私たちを元気付けてくれた事、いつまでも忘れません。
「銀色の大きなヘビみたい」

竹内 豪さん
巨大なベルトコンベアで土を運ぶ工事現場を見ながら、復興事業を学びました。
山を削って高台に街をつくり、削った土は低地部に盛って津波に強い街をつくると聞いて、復興事業の規模の大きさを肌で感じた様です。
「歌声列車」

有田 勉さん
震災で寸断された三陸鉄道南リアス線、昨年部分開通で喜びを歌声列車で祝う住民
「夜明けのベルトコンベア」

河口 毅さん
巨大なベルトコンベアと奇跡の一本松がお互いの頑張りを励ます様に夜明けの空に毅然と立っていた。
ガンバロー日本 頑張れベルトコンベア
ガンバレ東北 頑張れよ一本松
「奇跡の一本松」

十野 花菜さん
私の学校の同じ学年に東日本大震災で被災して転校してきた、友達がいます。その友達から聞いた話や、テレビ、写真でしか私はこの地震を知りません。あんな津波の中、流されなかった松の木の強さに感動したのでこの木をかきました。
「寒風の中で」

村上 廣一さん
大船渡新湾口防波堤の、基礎部「ケーソン」を運ぶため、国内最大級の巨大クレーンが応援に駆け付けた。まだ低気圧の余波の残る埠頭で、復興のシンボル・セメント工場を背に、寒風を受けながら復旧に携わる、機器と人々・・・。市民は巨大フックの様な、強靭で強固な防波堤が、完成する日を待ち望んでいる。
「復興のひかり」

あの悪夢から早三年現地の友人よりお手紙と写真が送られてきました。復興が進んでいるといってもまだそこここに傷あとが、傍らにひまわりの大輪がりんと踏ん張っているたくましい。きっと今は穏やかな夕暮の美しい海何事もなかったように、一日が終わろうとしている事でしょう。そうだ絵にメッセージを託そう。
「山田祭りと海」

唯野 睦泰さん
山田祭りでは、震災後初となる神輿行列が行われました。
地震によって地盤が下がり、沖にある漁船までは担いで行けなくなってしまいましたが、秋晴れの下、この日の為に町民が集まり、確かな「復興」を感じました。
「冬−大雪の山田湾」

高橋 義章さん
例年になく大雪に見舞われた山田町、そして牡蠣の養殖棚に降り積もった雪、まるで水墨画のような風景に目を奪われた。そんな中、大雪にもめげず養殖棚を見回りにきた一隻の船に、養殖の町で暮らす人々のたくましさを感じた。
「陸前高田市初の災害公営住宅が完成」

岡本 佳久さん
陸前高田市に震災後初めて災害公営住宅が完成しました。まだまだ復興には程遠いですが、被災者120世帯の新しい生活が始まります。一歩一歩復興に向けて進んでいってほしいです。
「復興の狼煙」

島 宏幸さん
福島県相馬地方に1000年以上伝わる伝統行事、相馬野馬追の一コマ。かの地の武士(もののふ)は、当該被災地域の復興を担う若武者であり、その復興の狼煙を目撃した。
「BRTと桜前線」

大谷 桂太さん
震災から3年を迎えた春、桜が満開となった。鉄路での復旧には至っていないが、地域の足となるBRTは復旧復興を見つめながら今日も走っている。
「しあわせのおすそわけ」

新田 知沙さん
大槌町安渡にある「こども夢ハウス」で飼われているポップのお家の前で四葉のクローバーを見つけました。夢ハウスの子供達は外出していたため、娘は手紙を残して帰りました。
「復興途上の田老を背後に三陸鉄道北リアス線」

嶋田 憲一さん
平成26年4月に全線再開となった三陸鉄道北リアス線。
久慈発の列車が田老駅到着寸前。
背後には、震災遺構のたろう観光ホテル、嵩上した防潮堤、高台移転の復興住宅の造成地が見える
「おいしい笑顔で、復興へ。」

藤原 奈央子さん
ゴールデンウィークにゆりあげ港朝市を訪ねました。炉端で焼いた手作り笹かまぼこに、横浜から来た友人家族も大喜び。まだ遠い道のりかと思いますが、おいしいものを食べながら、少しでも応援できればと思います。