社会課題を、超えていく。 UR都市機構

双葉町における復興まちづくり支援の事例(双葉駅西地区)

福島県双葉町中野地区 福島復興再生拠点事業(一団地の復興再生拠点市街地形成施設)復興拠点整備事業支援、建築物整備事業支援、地域再生支援の事業紹介。

双葉町双葉駅西側地区におけるJR双葉駅周辺の復興拠点整備の様子

事業の目的

JR双葉駅を中心とした「新たな生活の場」として、公共施設等の再整備や新たな住宅需要の受け皿となる住宅団地を整備します。

土地利用計画図。双葉駅周辺を中心に駅西エリアと駅東エリアが色分けされ、住宅、公共施設、公園、水路などの用途が示されている。主要施設として双葉駅、双葉町役場、双葉町産業交流センター、双葉町新庁舎、双葉町商業施設予定地、双葉町コミュニティセンター、地産地消拠点 FUTAHOME、双葉町商業施設(イオン)などが記載され、凡例で各色の用途が説明されている。
DATA:規模23.9ha、事業期間は第一地区平成30年度~令和8年度、第二地区令和2年度~令和8年度。交通アクセスは高速道路・国道・JR常磐線双葉駅周辺。右側にUR都市機構の支援内容として復興拠点整備、住宅構想策定、町役場整備、駅周辺再生支援が記載。

双葉駅西側地区は、JR双葉駅を中心とした「住む拠点」として、公共施設等の再整備や、新たな住宅需要の受け皿となる住宅団地を整備することを目的に事業を進めています。
令和2年3月に帰還困難区域の一部避難指示が解除され、JR双葉駅が営業再開しました。
令和4年8月に特定復興再生拠点全域の避難指示が解除され、同年9月に駅前に整備された双葉町新庁舎が開庁し、同年10月から公営住宅(25戸)の入居が開始されました。震災以来11年ぶりに生活の明かりが灯り、その後、令和6年に総戸数86戸の公営住宅が完成しています。
UR都市機構は主に基盤整備や公共施設整備にかかる計画・設計、工事、法手続き等の業務支援を行っています。

地区内に立地する公営住宅「駅西住宅」、令和4年の避難指示解除に合わせ、段階的に入居開始

その他双葉駅周辺での取り組み

双葉町役場整備

特定復興再生拠点区域(双葉駅西地区)にて、庁舎機能を有した施設の基本構想策定から施工までの発注者支援を実施しました。東日本大震災及び福島第一原発事故被災当初は役場機能が町外に移転していましたが、令和2年1月の特定復興再生区域全域での避難解除及び住民帰還開始時期を見据え、町内に役場の中心機能を戻すため、双葉駅前に庁舎を新設しました。単に行政サービスの提供や議会の開催の機能を担うだけでなく、多様な人々が相互に交流する場として、駅周辺まちづくりの司令塔等、多くの役割が期待される建物となっています。

提供:双葉町

双葉町 コミュニティーセンター整備

「双葉町復興まちづくり計画(第三次)」において、駅東エリアは、双葉町の中心部として、商業を中心に賑わいを形成するエリアとして位置づけられています。なかでも双葉駅に隣接する双葉町コミュニティーセンターは、駅東エリアの回遊性を高める為の起点としての機能が求められ、町民だけでなく来訪者の滞在を促す為、宿泊・展示、待合・観光案内機能の整備が計画されました。
周辺公共施設の解体・新設が進む中、発災以前、地域のコミュニティー形成の場として活用された本施設を、アーカイブをコンセプトに、建物の利活用だけでなく、解体予定の公共施設の町民が実際に使用した椅子等をリペアし活用する計画を検討中です。

双葉町 双葉駅西地区複合的福祉サービス拠点整備

「双葉町復興まちづくり計画(第三次)」において、駅西エリアは良好な住宅地を形成するエリアとして位置付けられ、「福祉・介護体制の構築」等が施策として掲げられました。それに伴いR5年度に実施された基礎調査において、日常的に通える場所に、相談・健康増進・福祉機能を持つ施設が整っていないという町の課題のほか、運動機能、交流機能等のニーズが把握され、健康増進機能・相談機能・介護機能に加え、交流スペースを併設した施設の整備が計画されました。
通所介護事業所、訪問介護事業所のほか、フィットネスジムや交流スペース等の配置が検討されており、高齢者に限らないすべての町民の憩いの場となるよう検討しています。

双葉町 旧東邦銀行双葉支店

旧東邦銀行双葉支店は、駅東エリアに位置しており、東日本大震災及び福島第一原発事故被災前には町民に多く利用され、双葉町内でも特に親しみのある施設でした。被災後は長らく利用されていませんでしたが、2021年「FUTABA Art District Vol.6」として象徴的な大きなだるまの絵が双葉駅東口から正面に見える西側壁面に描かれ、親しみのある建物として現存しています。
本施設は移住者、帰還町民を対象として起業創業支援を行うインキュベーション施設として、1階には入居企業が住民交流、情報発信ができるよう交流機能、2階にはシェアオフィス、コワーキングスペースを整備する改修計画となっています。


双葉町 ちいさな一歩プロジェクト

双葉駅周辺の避難指示解除直後の令和4年9月より地域プレイヤーの発掘・連携や町の賑わい創出を目的とし、UR都市機構・コトラボ合同会社・(一社)ふたばプロジェクトが主催となり定期的に開催している取組み。既存ストック(空地や空き施設)を活用したワークショップから始まり、4歩目からは気軽に飲食・交流できる場として「ふたば飲み」を開催。これらを通して飲食店が少ない双葉町で経済活動を始めるきっかけづくりを行っています。

写真撮影ワークショップ(1歩目)
既存ストック活用に向けたワークショップ(5歩目)
双葉駅東エリアでふたば飲み(8歩目)
双葉町産業交流センターでふたば飲み(12歩目、地元イベントと共催)

双葉町 地域活動拠点FUTAHOMEを活用したまちづくり活動

令和7年2月20日双葉駅前に地域活動拠点FUTAHOMEをコトラボ合同会社がオープンしました。同拠点を活用し、コトラボ合同会社、国立大学法人東北大学、国立大学法人福島大学、UR都市機構の4者は地域の交流促進・賑わいづくりや地域プレイヤーの活動促進等に係る実証的な取組みを通じて、地域の活性化及び関係人口の創出・拡大を図っています。

浜通り地域を対象とした交流会(ゲストトーク形式)
浜通り地域を対象とした交流会(グループワーク形式)

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