社会課題を、超えていく。 UR都市機構

「キモチ、あつまるプロジェクト2025」

UR都市機構は、福島県浜通りの原子力災害被災地域で学生が復興に携わる方々と出会い、フィールドワーク等を行うスタディツアーを『キモチ、あつまるプロジェクト2025』と題して昨年度に引き続き2025年も実施しました。

URのまちづくり地区の見学 双葉町産業交流センター屋上から町を一望 中間貯蔵施設の見学 いこいの村なみえでの花火 ワークショップ後の集合写真

UR都市機構は復興拠点整備等のハード整備だけではなく、交流人口・関係人口の創出・拡大や中心部の賑わい・交流づくりに向けて、地域プレイヤーの発掘・連携、関係者を巻き込みながらの実証活動を軸に、ソフト支援にも取り組んでいます。
本企画は、その一環として行ったもので、これからの未来を歩む世代が被災地域のことを知り、復興に関心を持ち、行動してもらうきっかけづくりとなることを目指します。

『キモチ、あつまるプロジェクト2025』概要

  • 日程
    • 2025年8月27日(水)~8月29 日(金)(2泊3日)
  • 参加者数
    • 15名
  • 行程、実施内容
    • 1日目:「東日本大震災・原子力災害伝承館」、『震災遺構「浪江町立請戸小学校」』、「中間貯蔵施設」を訪問。
    • 2日目:大熊町、双葉町、浪江町におけるURの復興まちづくり支援地区を訪問。夜は双葉町産業交流センターの屋外スペースで行われた「ふたば星空夜市」に参加。
    • 3日目:るるぶ制作のワークショップ

ツアーの様子

浪江駅周辺地区の見学
双葉町でイベント「ふたば飲み」に参加
大熊町でのまちづくり説明を聞く学生たち
「るるぶ」制作ワークショップ

「るるぶ」特別編集 福島浜通り 巡る・伝える・結ぶ

『キモチ、あつまるプロジェクト2025』のプログラムの一つとして、ツアー参加学生とともに「るるぶ」を制作しました。
当該ツアーで巡った福島浜通りの魅力等を全国へ伝え、全国と福島浜通りを結ぶことで、福島浜通りの交流・関係人口の創出・拡大等を図ることを目的とした内容となっています。
印刷版はなくなり次第で配布終了となります。

電子版は表紙イメージをクリック

るるぶ電子版(別ウィンドウで開きます)

表紙イメージ

制作した参加学生からのメッセージ

堀川ほのかさん(愛知県)
今回のツアーは、福島浜通りの現在進行形の復興を知るための貴重な機会となりました。被災地で確かに生まれつつある前向きな動きや、地域に新たな価値を見出そうとする人々の営みに触れました。
ツアーで得た多くの学びや出会いをもとに、グループメンバーと協力して「るるぶ」を制作しました。私たちの思いを詰めた「るるぶ」をぜひご覧ください。

髙木大雅さん(石川県)
東日本大震災から14年が経った夏に15人の学生が訪れた福島浜通り。復興は道半ばながら、大熊町・双葉町・浪江町では、それぞれの町の復興へ向けて一生懸命に励む人々の姿がありました。そのような人々の想いに寄り添いながら、学生ならではの目線で「るるぶ」を制作しました。
手にとっていただいた皆さんが、これを通して福島の未来について考えるきっかけになることを願っています。

冨井雄太さん(神奈川県)
3日間という限られた時間の中で、いろんな立場の学生とお話することができ、充実した時間を過ごしました。ツアーでお会いした、一歩一歩、小さなことでも、日々前を向いて復興へ取り組む地域の方々の想いを、一冊の「るるぶ」に集めました。
多くの学びや想いをまとめる作業は大変でしたが、手に取っていただいた皆さんが、福島浜通りに思いをもって訪れる、そうしたきっかけになることを願っています。

ツアーの詳細

ツアーの詳細は以下の特集記事でご覧いただけます。

参加者からの声(抜粋)

  • みんなで地域を盛り上げて楽しい街にしていこうという気持ちが本気で伝わってきた。
  • ・被災した地域のために今後できることはないか、今後も継続して福島にかかわりたい
  • ・実際に福島を訪れたという体験を伝え、少しでも多くの人に復興に関心を持ってもらいたい
  • ・(話をきいた)地域プレイヤーのような立場になりたい
学生同士でアイデア出しワークショップ
(グループでアイデア出し)
ワークショップでの考えをホワイトボードにまとめワークショップ
(ツアーの体験をボードにまとめ)
ワークショップの様子ワークショップ
(グループごとに発表)

その他

URが行う原子力災害被災地域における復興まちづくり支援の詳細については、東北震災復興支援本部のウェブサイトでもご案内しています。

「キモチ、あつまるプロジェクト」の情報は随時でSNSでも発信しています。

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