大和川左岸（三宝地区）
概要
大和川左岸地域では、高規格堤防の整備が進められており、ＵＲは大和川左岸（三宝）地区で土地区画整理事業を実施しています。国、堺市、阪神高速道路と連携して、治水・道路・まちづくりの多機能なインフラ整備を一体的に推進することで、事業に伴う移転者の負担軽減を図り、かわとまちが一体となった快適な住環境を実現しました。
所在地：大阪府堺市
先行整備街区航空写真令和３年度全建賞
受賞年度：2021 主催者：一般社団法人 全日本建設技術協会
受賞物件名：多機能インフラの連携による大和川高規格堤防整備事業～先行整備街区の整備について～
共同受賞者：
【主事業の実施機関】
国土交通省近畿地方整備局 大和川河川事務所
【連携先事業の実施機関】
堺市、阪神高速道路株式会社、UR
※URは連携先事業の実施機関として受賞
【講評】
高規格堤防整備に当たり、高速道路整備や土地区画整理事業が連携し一体的に実施した取組み。道路買収地や公園用地などを活用して先行整備街区を設け、物件移転を一度としたことや堤防裏法面や高速道路上部の空間土地の一部を宅地や公園として活用し公共減歩ゼロとしたことなどにより、地権者への負担軽減や工期短縮による早期事業効果発現した点が評価されました。
