街に、ルネッサンス UR都市機構

鹿折地区及び南気仙沼地区における事業連携による早期復興の実現 ~早期宅地供給に向けた取組みと事業者等エントリー制度によるビルドアップの促進~

概要

東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた鹿折地区・南気仙沼地区において、URは土地区画整理事業及び関連公共施設事業(都計道、上下水、ガス)を一体的に受託し市街地整備を推進した。特に両地区内の災害公営住宅建設にあたっては、事業認可前に市が先行的に用地取得し、認可後は当該用地とこれに接続する幹線道路等を早期整備区域に位置付け、残存物撤去、インフラ切替、道路新設等を一体的に実施し災害公営住宅の早期建設に繋げた。
あわせて、「復興まちづくり事業者等エントリー制度」の活用により、土地活用希望権利者と土地を探している事業者等を円滑にマッチングさせ、権利者の生活再建を支援するとともに、地区内のビルトアップを促進し地域活性化を推進した。
所在地:宮城県気仙沼市

鹿折地区幹線道路沿いに立地した商業施設(鹿折地区)
南気仙沼地区早期に建設された災害公営住宅(南気仙沼地区内の脇住宅)

全建賞

受賞年度:2020 主催者:一般社団法人 全日本建設技術協会
受賞物件名:鹿折地区及び南気仙沼地区における事業連携による早期復興の実現 ~早期宅地供給に向けた取組みと事業者等エントリー制度によるビルドアップの促進~
評価項目:環境・技術

【講評】
地盤を嵩上げする市街地整備と災害公営住宅や関連公共施設の一体整備。土地区画整理事業や関連公共施設の工事調整を一体的に行い、早期の災害公営住宅整備を実現させた点や、早くから土地活用のため地権者と企業をマッチングさせる事業者等エントリー制度を構築した点が評価された。
出典:令和2年度 全建賞

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