街に、ルネッサンス UR都市機構

CM方式の活用と公民連携による女川町震災復興事業の推進 ~スピードと品質の両立を追求した復興まちづくり~

概要

東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けた女川町とURでパートナーシップ協定を締結してURが町を包括的に支援し、復興市街地整備と災害公営住宅建設を一体的に整備した。事業推進にあたっては、東日本大震災復興第1号となる復興CM方式を導入して、町・UR・CMRが三者一体で事業に取り組み、工事の大幅なスピードアップと効率的な工事展開を実現し、女川町の復興事業が復興のトップバッターと言われるまでに至った。 
また、「復興まちづくりデザイン会議」の中で有識者や町民の意見を反映した公民連携のまちづくりを進め、同会議での決定事項を速やかに設計に反映させ、工事のスピードを落とさずに高質なインフラ空間の形成を実現した。
所在地:宮城県女川町

女川中心部事業完了後の様子(R2.3撮影)事業完了後の様子(R2.3撮影)
女川駅前シンボル空間女川駅前シンボル空間(女川駅前レンガみち)

全建賞

受賞年度:2020 主催者:一般社団法人 全日本建設技術協会
受賞物件名:CM方式の活用と公民連携による女川町震災復興事業の推進 ~スピードと品質の両立を追求した復興まちづくり~
評価項目:環境・技術

【講評】
東日本大震災による津波で壊滅的な被害を受けた女川町における市街地整備と災害公営住宅の一体整備。復興CM方式による設計と施工を一体的かつ連続的に行い復興のスピードアップを図っている点や、住民が主体的にまちづくりにかかわる体制を構築して進めてきている点が評価された。
出典:令和2年度 全建賞

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