URまちとくらしのミュージアム
概要
旧赤羽台団地の建て替えで整備された「ヌーヴェル赤羽台」の保存街区に、都市の暮らしの歴史を学び、未来を志向する情報発信施設として、「URまちとくらしのミュージアム」を令和5年9月に開館した。スターハウス等保存住棟(登録有形文化財 計4棟)と共に、主に公団からURの集合住宅・まちづくりの編成、政策課題への対応実績などを紹介している。
所在地:東京都北区

2025 年 都市住宅学会・業績賞
受賞年度:2025
主催者:公益社団法人都市住宅学会
受賞物件名:URまちとくらしのミュージアム
【講評】
本件は、戦後日本の都市住宅史を象徴する団地を文化資源・教育資源として再構築した独創的な取り組み。実物の住棟保存と体験型展示を融合させ、集合住宅の歴史・文化・技術を多層的に伝えるとともに、研究・教育・市民参加を統合した「学びと継承の拠点」として、新たな都市住宅のあり方を提示した。専門家や学生のみならず、こどもや一般市民にも都市住宅への理解を促す仕掛けを備え、実務・学術・教育の三位一体的発展に寄与。また、保存活用の実践を通じて都市再生や住宅政策への示唆を与え、社会的記憶と文化遺産としての団地の意義を国内外に発信する点で、高い社会的貢献を有する。都市住宅学における「実践と学術の架橋」を体験する先導的事例である。

