街に、ルネッサンス UR都市機構

復興CM方式

概要

復興CM方式は、東日本大震災の復興市街地整備事業の実施における技術者のマンパワー不足や大規模工事への対応等の様々な課題に対応するために、東日本大震災で被災した12市町19地区で導入した新たな入札契約方式です。被災市町(事業主体)とUR(発注者)、CMR(受注者)が三位一体となった体制を構築し、国内の公共事業ではあまり実績の無い「コストプラスフィー契約」・「オープンブック方式」、「リスク管理費」等の様々なツールをパッケージとして組み込むことにより、早期復興に取り組みました。
所在地:復興市街地整備事業地区

第3回復興政策賞

受賞年度:2021 主催者:復興デザイン会議
受賞物件名:復興市街地整備事業地区
評価項目:

【講評】
この方式により、被災市町の圧倒的な職員不足、極めて大規模な土木工事、整備計画変更の可能性等の課題に対して、URのノウハウやCMRが保有する民間技術力を最大限活用し、発注者のマンパワーの補完、透明性・公平性の確保等を図りつつ、早期復興の実現に大きく貢献したことが、高く評価される。今後の大災害への対応のみならず、通常の公共事業における新たな入札契約方式としても将来的な可能性がある。この際、スケジュールやコストの制約などの中で、地域特性や実際に居住する地域住民等の意向に、より対応できる仕組みとなっていくことを期待したい。

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