保土ヶ谷駅前ハイツ

概要

都心に程近い駅前団地の住環境再生の取組みです。JR保土ヶ谷駅南口とデッキで結ばれた11階建て2棟で、1階と地下1階には店舗や高齢者施設を有しています。この団地の特徴は駅前に立地していることから、居住者や施設利用者のみでなく駅やバスターミナルを利用される多くの方々の駅前広場としての機能を併せ持っています。
所在地：神奈川県横浜市

2015年度グッドデザイン賞

受賞年度：H27　主催者：公益財団法人日本デザイン振興会
受賞物件名：保土ヶ谷駅前ハイツ大規模改修 [保土ヶ谷駅前ハイツ　バリューアップ計画]
共同受賞者：株式会社設計組織ADH（東京都）
評価項目：デザイン

団地という一段の空間は、多くの計画的な空地を内包し、生活空間として大いなるストックで、この保土ヶ谷駅前ハイツのように市街地のしかも駅前にある場合には、その潜在的な可能性はさらに大きく、今回の建築、照明、ランドスケープが連動したリノベーションは、その潜在力を大いに開花させ、中庭は抽象的なデザインでありながら、店舗と連動して、適度に分節されて居場所としの雰囲気が感じられることもなどが評価されました。