アーバンフォレスト朝霞浜崎

概要

首都圏に隣接しながら武蔵野の面影が残る朝霞市にある朝霞浜崎団地は、ＪＲ武蔵野線「北朝霞」駅、東武東上線「朝霞台」駅へいずれも徒歩５分の場所に位置する団地です。平成２５年から平成２６年にかけて、ＵＲとデザイナー、アーティストが協働してデザインによる団地再生計画を行いました。
所在地：埼玉県朝霞市

2017年日本建築学会賞　(業績)

受賞年度：H29　主催者：一般社団法人日本建築学会
受賞物件名：朝霞浜崎団地大規模改修 - アーバンフォレスト朝霞浜崎団地 バリューアップ計画
共同受賞者:韓 亜由美（前橋工科大学教授、(株)ステュディオハンデザイン代表取締役）
　　　　　／　刈谷悠三（(株)ネウシトラ代表取締役）　／　黒田 潔（(株)KABWA代表取締役）
評価項目：しくみ・デザイン

「友達を招くのが楽しくなる団地に」をコンセプトに、デザインに力点をおいた団地全体の大規模な総合改修です。「ＵＲＢＡＮ ＦＯＲＥＳＴ／団地は森」というテーマで、森の豊かさと共生をイメージした物語性のあるデザインを団地全体にちりばめ、それぞれをつなげることで、団地・団地街区全体を魅力的に再生しました。色彩やサイン、素材、照明計画にも力を入れています。こうしたデザインの力が団地にお住いの方々の意識を変化させ、団地への愛着を高めることに成功した点が、今後の団地リノベーションの方策として、また団地の地域資源としての在り方を再考するための先駆的事業として評価されました。

2014年度グッドデザイン賞

受賞年度：H26　主催者：公益財団法人日本デザイン振興会
受賞物件名：朝霞浜崎団地大規模改修[アーバンフォレスト朝霞浜崎団地 バリューアップ計画]
共同受賞者：独立行政法人都市再生機構 株式会社ステュディオハンデザイン　三和建装株式会社
評価項目：デザイン

高層団地の外観と住棟内吹抜に施されたグラデーショナルなカラーリングとグラフィックの楽しさと標準的な団地住棟を対象にした個性と魅力を見いだせるリノベーションモデルとしての質が評価されました。

第48回SDA賞入選

受賞年度：H26　主催者：公益社団法人日本サインデザイン協会
受賞物件名：アーバンフォレスト朝霞浜崎団地バリューアッププロジェクト
評価項目：デザイン

階によって変化するそれぞれのカラーや森にまつわるイラスト群など既存の環境にそっと手を加えた佇まいのサインやイラストが評価されました。