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URまちとくらしのミュージアム ミュージアム棟

概要

昭和37年に供用開始した「赤羽台団地」を、平成12年から令和6年にかけて「ヌーヴェル赤羽」として再整備。登録有形文化財であるスターハウス3棟と板状住棟1棟を中心とした歴史保存街区内に、新たにミュージアム棟を建設した。
所在地:東京都北区

URシアターURシアター
蓮根団地蓮根団地
晴海高層アパート晴海高層アパート
団地はじめてモノ語り団地はじめてモノ語り

第51回東京建築賞 【奨励賞】

受賞年度:2025

主催者:一般社団法人東京都建築士事務所協会

受賞物件名:URまちとくらしのミュージアム

【講評】
日本の集合住宅の歴史において重要な役割を果たした「団地」を展示するための施設である。「空間標本箱」と称しているように、さまざまな住戸が復元展示され、屋外空間に向かって開かれた大きな窓によって外部からも住戸内を眺められるようになっている。
来館者は展示物である住戸の中に立ち入って空間そのものを体験できる大変ユニークな建築博物館で、展示物や映像だけでは感じられない当時の生活感が体験できる。建築は主張しすぎず標本箱として機能しており、優れた作品である。

作品選集2026に選出されました

受賞年度:2025

主催者:一般社団法人日本建築学会

受賞物件名:URまちとくらしのミュージアム 

【講評】
歴史保存街区に建つこのミュージアムは、日本の高度経済成長期を支えてきた団地の原寸復元住戸を空間標本として外部に表出させている。復元住戸は1層から3層の住戸を展示し、階層の異なる空間を大きさの異なる標本箱として見立て、バランスよくファサードとして表現されている。
開口部の柱は耐火集成材を採用し、奥に見える復元住戸との調和を図り、当時の温もりある家族の営みを外部に発信している。外壁は耐久性あるフラン処理木材の素材感が標本箱を美しく引き立て、建物ボリュームを制御しながら、異素材の対比により鉄筋コンクリート造の保存住棟を展示の対象として際立たせている。復元住戸からスターハウスを望むと、内と外の連続した時と空間が昭和の息吹を体感できる魅力的な展示空間を実現している。住宅不足が深刻化していた当時、標準設計手法によって機能性と合理化を追求した建築は、工業化による生産性の向上が求められる今、建築の新たな可能性を示唆する場ともなっている。

JIA優秀建築選2025 【100選】

受賞年度:2025

主催者:JIA 公益社団法人日本建築家協会

受賞物件名:URまちとくらしのミュージアム 

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