「平成29年度 全建賞」を4事業で受賞
2018年07月02日
6月29日(金)、URの4つの事業が「平成29年度全建賞」を受賞しました。
全建賞は、「建設技術の活用」や「公共事業の進め方や運用の工夫等」により、特出した成果が得られた事業や施策に贈られるもので、昭和28年に全日本建設技術協会が創設した伝統ある賞です。
受賞案件(1)【三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業】
防災公園の整備と公共公益施設の機能更新・再編を一体的に実現した事業です。
市民が通常利用しているなじみある施設を、災害時の拠点としても活用するため、利用方法をあらかじめ定め、市民に幅広く周知し即座に防災機能を発揮できるよう工夫した点が高く評価されました。
受賞案件(2)【早期復興を目指し、被災市街地の高台一括移転~東松島市野蒜北部丘陵地区~】
住宅地、鉄道など市街地機能の集団移転を一体的かつ同時期に実現した点や、ベルトコンベヤーの活用による土工事の加速化を図った点、ベルトコンベヤー搬送路を活用した避難通路の再整備を行った点が評価されました。
受賞案件(3)【南三陸町志津川東地区における福祉と連携した災害公営住宅整備】
入居者の見守りをしやすい住戸の配置や高齢者生活支援施設整備などのハード面に工夫がなされている点や、地域住民参加型のワークショップの開催や生活援助員の常駐など、ソフト面での取り組みも行っている点が評価されました。
受賞案件(4)【女川駅北地区災害公営住宅における眺望軸を中心としたコミュニティ醸成の取組み】
町民の方々とイメージ共有をしながら行われた復興まちづくりデザイン会議での議論内容を踏まえ、海が見える眺望軸を設定し景観に配慮している点が評価されました。