街づくりの考え方
人に優しいまちを 災害に強いまちを 魅力あるまちを
北淡町は、3点の事業のコンセプトで中心市街地富島地区の復興と再生、また災害に強い快適で活力あるまちづくりを進めています。 このため、土地区画整理事業により、コミュニティー道路の整備や公園の整備などを行なっています。
富島地区の事業コンセプト
中道の整備(コミュニティー道路の整備)
富島地区住民の重要な生活動線の役割を果たしている通称「中道(なかみち)」は、地区のシンボルとなるような「歩車共存型」のコミュニティー道路として、幅員8m(一部6m)を確保することによって、災害時においても通行ができるよう計画します。
また震災により失われた富島地区の風景を再生し、愛着と安心・安全のある中道の道路空間を創出します。
公園の整備
富島地区のシンボル的空間として街区公園を4箇所配置し、災害時における被害の軽減及び避難スペースの確保を図ります。
また休憩や語らいの場としての小公園を16箇所配置し、中道及びかつての交流の場である神社や祠に隣接することによって昔からの地域交流を残し、地区住民の交流促進を図るようにしています。これらの公園は植栽を多く取り入れ、緑とふれあい、交流し楽しめる癒し空間を創出します。
知ってる?知ってる!
『網道(あみみち)』
漁業のまちとして栄えてきた当地区には、古くから『網道』と呼ばれる幅員1m前後の狭小な生活道路が、海から山に向かって放射状に数多く走っています。この道路沿いに大部分の建物が密集しています。